超人的な技巧で知られ、「現代のリスト」と称えられたハンガリー出身の名ピアニスト、ジョルジュ・シフラ（1921-1994）の生誕100年に向けて、さらに音源を追加しての待望の再発売！

シフラのディスコグラフィ・シリーズ バロックと古典派作品のリサイタル。比較的珍しいレパートリーの、モーツァルトは「ソナタ第8番」を収録。クープランの「ティク・トク・ショク」は長らくフランス国立放送局番組のテーマン音楽として使用されていた。1956-1957年録音。

シフラのディスコグラフィ・シリーズ　 コンサートでの即興演奏を披露するのを得意としていたシフラを髣髴とさせる比較的初期のフランス録音。「くまん蜂の飛行」「トリッチ・とラッチ・ポルカ」「アヴィニョンの橋の上で」などの即興を含む収録、1956-1977年録音。

フランスでの音楽家としての生活を過ごしたシフラが、1975年にサント・フランブール教会を購入、彼の財団の本拠、そして名コンサート会場とした。フランスのバロック作品集はその会場でのシフラの後期の収録、1981年録音。

シフラのディスコグラフィ・シリーズ ベートーヴェンのソナタ全曲のデジタル化の最後は名曲「悲愴」他、1965-1968年録音

シフラのディスコグラフィ・シリーズ ジュニアを指揮者とした親子共演。ヴェーバーからショパンへと連なるロマン派初期のピアノと管弦楽との名曲集。1976-1978年録音。

シフラのディスコグラフィ・シリーズ 偉大な編曲者リストに敬意を表したリストと同時代作曲家の主にオペラからの編曲作品集。ワーグナー、グノー、オーベール、ヴェルディの原曲からの編曲で、ハンガリー出身

シフラのディスコグラフィ・シリーズ　 ベートーヴェンによる、ヴラニツキーのバレエ「森の乙女」による変奏曲、名曲「ヴァルトシュタイン」などを収録、1956-1965年録音。  

シフラはショパンのスペシァリストでもあった。1967年東京での録音を含む組み合わせ、1959-1974年録音。

シフラの名前はリストと結び付けられるが、ショパンも彼の幼少期から愛した作曲家。彼の巨匠性と繊細な表現が奇跡を起こしたワルツ、即興曲、練習曲、シフラＪｒとのピアノ協奏曲第1番などを収録、1974-1981年録音。  

シフラはリストとは切り離せない関係であり、互いに祖国ハンガリーを離れて活動を余儀なくされた人生としても共通面を持つ。シフラのコンサート、録音は一生涯を通じてリスト作品を取り上げ続けてきた。数多くの名録音から、「ハンガリア狂詩曲集」「超絶技巧練習曲集」、デルヴォーとヴァンデルノートを指揮者として取り組んだ「2曲のピアノ協奏曲」などを収録、1957-1975年録音。

シューマンの作品集で「謝肉祭」、シフラの2度目の録音、遺作の変奏曲を含めた「交響的練習曲」を含んで収録、1960 & 1968年録音。