Greg Holdenグレッグ・ホールデン

Profile

スコットランド生まれ、イギリス育ち、そして今はニューヨークを拠点に活躍するシンガー・ソングライター、グレッグ・ホールデン。
2009年に『A WORLD IN EDGEWAYS』、2011年に『I DON'T BELIEVE IN YOU』の2作をインディーからリリースしてきたグレッグ。『I DON'T BELIEVE IN YOU』に収録された、スーダン難民について描いたデイヴ・エガーズの小説からインスパイアされたシングル「The Lost Boy」は、オランダのiTunesで1位になり、赤十字のために50,000ドル以上の寄付金を集め、さらにアメリカのドラマ・シリーズ「Sons Of Anarchy」に2週に亘って使用されたことにより、アメリカで30,000回以上ダウンロードされ、またビルボードのロック・チャートのTOP40にもエントリーを果たした。さらに彼が共作した「Home」は、アメリカン・アイドルの優勝者フィリップ・フィリップスのデビュー・シングルに抜擢され、大ヒット。それにより彼はシンガーソングライターとしてASCAPアウォードを受賞することになった。

前作『I DON'T BELIEVE IN YOU』をリリースした後、レーベルが破産したり経済的に追い詰められたことにより、ミュージシャンとしてのキャリアを諦めようとしていたグレッグだったが、2013年の2月、インドとネパールを巡る7週間の旅に出た。その旅によって彼は「音楽を生業に出来るのは奇跡なのだと」身に染みて感じたという。その”人生を変える”旅が、2015年4月にワーナーブラザーズからリリースされたメジャー・デビュー・アルバム『CHASE THE SUN』のインスピレーションになったという。

マクドナルドで働いていた時に、マネージャーの一人が好きそうだからとくれた、ボブ・ディランのアルバム4枚。それが17歳のグレッグに大きな影響を与えた。ディランの「反抗心に満ちた歌詞」に魅せられた彼は、自分で歌を作れるようにとギターを手に取った。誰かのカバーをするところからでなく、最初から彼は曲を作り始めたという。そして曲を作り始めようと思ったとき、彼はこれこそが自分のやりたいものだと感じたのだった。

「The Lost Boy」で注目を浴びたスコットランド生まれ、イギリス育ち、そして今はニューヨークを拠点に活躍するシンガー・ソングライター、グレッグ・ホールデン。今を生きる人たちへ贈るソングブックを今日も彼は世界へ届けるのである。

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