Gustav Leonhardtグスタフ・レオンハルト

Discography

The New Gustav Leonhardt Edition (35 CD) / ニュー・グスタフ・レオンハルト・エディション(35CD)【輸入盤】

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The New Gustav Leonhardt Edition (35 CD) / ニュー・グスタフ・レオンハルト・エディション(35CD)【輸入盤】

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2022.01.14 発売9029.646771

レオンハルト没10年、古楽界の巨匠のひとりグスタフ・レオンハルトの業績をたたえた新たなる記念ボックスの発売

 グスタフ・レオンハルト(1928- 2012)のTelefunkenのDas Alte Werkシリーズへの録音は、古楽奏法の研究がまだ本格的に確立されていなかった1960年代初頭からはじまり、その彼の軌跡をたどることができます。その成功は、とりわけ演奏者の信念の強さにかかっていました。レオンハルトは、さまざまなパートナーとの対話によって強化され、その多様性は、すべての先入観に反するものでしたが、古楽器やあらゆる種類のその忠実なコピー楽器を用いて当時の音楽を再現し、彼の楽理的解釈に基づいたオリジナリティーへの追究だけでなく、一方でその革新的で自在に模索された音楽観は聴衆を驚かせ、新しい楽しみを与えました。
 2008年にTeldecより発売された「レオンハルト・エディション(21CD)」(廃盤)に加え、アーノンクールとの共同録音「バッハ:カンタータ全集」からの特に名演奏と言われた曲と、それ以前に参加も含む録音したカンタータ演奏も追加。さらにVirgin Classics への録音も今回追加されています。また、CD26に収録されたモンテヴェルディのマドリガーレ集は初CD化となり、オリジナルマスターテープよりリマスターして収録されています。
 レオンハルトの古楽の指導者として発揮した録音、バロックから古典派に至るさまざまな鍵盤楽器演奏の権威者としての、レオンハルトの多才と表現力の多彩さを十分堪能できるボックスセットとなっております。
 各ディスクは、オリジナル・ジャケットを使用したデザインの紙ジャケ仕様。

【収録予定曲】
《CD1》

J.S.バッハ:
1) チェンバロ協奏曲第2番ホ長調BWV.1053
2) チェンバロ協奏曲第3番ニ長調BWV.1054
3) チェンバロ協奏曲第4番イ長調BWV.1055
4) フルート、ヴァイオリン、チェンバロのための三重協奏曲イ短調BWV.1044
  [演奏]フランス・ブリュッヘン(フラウト・トラヴェルソ:4)
      マリー・レオンハルト(ヴァイオリン:4)
      グスタフ・レオンハルト(チェンバロ&指揮)
      レオンハルト・コンソート
  [録音]1962年(2)、1967年(1, 3-4)
《CD2》
J.S.バッハ:
1) チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調BWV.1056
2) チェンバロ協奏曲第6番ヘ長調BWV.1057
3) チェンバロ協奏曲第7番ト短調BWV.1058
4) チェンバロ協奏曲第8番ニ短調BWV.1059
5) 2台のチェンバロのための協奏曲第1番ハ短調BWV.1060
  [演奏]グスタフ・レオンハルト(チェンバロ&指揮)
      レオンハルト・コンソート
      エドゥアルト・ミュラー(チェンバロ:5)
  [録音]1962年(2, 3, 5)、1963年(4)、1967年(1)
《CD3》
J.S.バッハ:
1) 2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調BWV.1061
2) 2台のチェンバロのための協奏曲第3番ハ短調BWV.1062
3) 3台のチェンバロのための協奏曲第1番ニ短調BWV.1063
4) 3台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調BWV.1064
5) 4台のチェンバロのための協奏曲イ短調BWV.1065
  [演奏]グスタフ・レオンハルト(チェンバロ&指揮)
      レオンハルト・コンソート
      アンネッケ・ウィッテンボッシュ(チェンバロ:1, 3, 4, 5)
      アラン・カーティス(チェンバロ:3, 4)
      エドゥアルト・ミュラー(チェンバロ:2, 5)
      ヤニー・ファン・ウェリング(チェンバロ:5)
  [録音]1962年(2, 5)、1963年(3-4)、1967年(1)
《CD4》
J.S.バッハ:
1) 2台のチェンバロのための協奏曲第1番ハ短調BWV.1060
2) 2台のチェンバロのための協奏曲第2番ハ長調BWV.1061
3) 2台のチェンバロのための協奏曲第3番ハ短調BWV.1062
  [演奏]グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
      ボブ・ファン・アスペレン(チェンバロ&指揮)
      メランテ・アムステルダム
  [録音]1993年12月14-17日、アムステルダム、Waalsche Kerk
《CD5》
J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲BWV.988
  [演奏]グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
  [録音]1965年4月28-30日、オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek
《CD6》
J.S.バッハ:
1) 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV.903
2) ソナタ ニ短調BWV.964(原曲:BWV.1003)
3) トッカータ ト長調BWV.916
4) 組曲 ホ短調BWV.996
5) ソナタ ト長調(原曲:BWV.968 & 1005)
  [演奏]グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
  [録音]1968-1970年
《CD7-8》
J.S.バッハ:
1) ヴァイオリン・ソナタ第1番ロ短調BWV.1014
2) ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調BWV.1015
3) ヴァイオリン・ソナタ第3番ホ長調BWV.1016
4) ヴァイオリン・ソナタ第4番ハ短調BWV.1017
5) ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ短調BWV.1018
6) ヴァイオリン・ソナタ第6番ト長調BWV.1019
  [演奏]ラールス・フリデン(ヴァイオリン)
      グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
  [録音]1962年10月1-2日、ハンブルク
《CD9》
J.S.バッハ:
1) 前奏曲とフーガ イ短調BWV.895
2) 組曲ヘ短調BWV.823
3) 前奏曲とフゲッタ ニ短調 BWV.899
4) 9つの小前奏曲~第4番ヘ長調BWV927
5) クオドリベットBWV.524
6) 6つの小前奏曲~第5番ホ長調BWV.937
7) 9つの小前奏曲~第6番ト短調BWV.929
8) 私はしばしばパイプによいタバコをつめてBWV.515a 
9) 5つの小前奏曲~第2番ニ短調BWV.940
10) 2声のカノンBWV.1075
11) 7声のカノンBWV.1078
12) 9つの小前奏曲第2番ニ長調BWV.925
13) 汝に満足と平安あれBWV.511 
14) 4声のカノンBWV.1073
15) 3声のカノンBWV.1077
16) 4声のコラール『おお心の痛み、おお恐れたじろぎ』BWV.400
17) 4声のコラール『嘆くなかれ、さほどには』BWV.384
18) エホバよ、汝に向かってわれ歌わんBWV.452
19) 5つの小前奏曲~第1番ハ長調BWV.939
20) フーガ ハ長調BWV.952
21) 4声のコラール『何ゆえに悲しむや、わが心よ』BWV.423
22) アリア『われを忘れたもうな』BWV.505
23) キルンベルガー・コラール『ただ神の摂理にまかす者』BWV.691
24) 4声のコラール『ただ神の摂理にまかす者』BWV.434
25) キルンベルガー・コラール『ただ神の摂理にまかす者』BWV.690
26) カプリッチョ変ロ長調『最愛の兄の旅立ちにあたって』BWV.992
  [演奏]アグネス・ギーベル(ソプラノ)
      マリー・ルイーズ・ジル(アルト)
      ベルト・ヴァン・トホフ(テノール)
      ペーター・クリストフ・ルンゲ(バス)
      アンナー・ビルスマ(チェロ)
      グスタフ・レオンハルト(オルガン、チェンバロ、指揮)
      レオンハルト・コンソート
  [録音]1964, 1967, 1970年、オランダ
《CD10-11》
J.S.バッハ:
1) イギリス組曲第1番イ長調BWV.806
2) イギリス組曲第2番イ短調BWV.807
3) イギリス組曲第3番ト短調BWV.808
4) イギリス組曲第4番ヘ長調BWV.809
5) イギリス組曲第5番ホ短調BWV.810
6) イギリス組曲第6番ニ短調BWV.811
  [演奏]グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
  [録音]1984年5月2-3日、10月3-4日、
      オランダ、ハールレム、Doopsgezinde Gemeente Kerk
《CD12-13》
J.S.バッハ:
1) パルティータ第1番変ロ長調BWV.825
2) パルティータ第2番ハ短調BWV.826
3) パルティータ第3番イ短調BWV.827
4) パルティータ第4番ニ長調BWV.828
5) パルティータ第5番ト長調BWV.829
6) パルティータ第6番ホ短調BWV.830
  [演奏]グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
  [録音]1986年2月13日、4月2日、
      オランダ、ハールレム、Doopsgezinde Gemeente Kerk
《CD14》
J.S.バッハ:
1) カンタータ第182番『天の王よ、よくぞ来ませり』BWV.182 ~ 第1曲:ソナタ
  [演奏]グスタフ・レオンハルト(指揮、オルガン)
      レオンハルト・コンソート
  [録音]1963年5月22-30日、オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek
2) カンタータ第152番『信仰の道を歩め』BWV.152(全曲)
  [演奏]アグネス・ジーベル(ソプラノ)、ジャック・ヴィリゼク(バス)
      フランス・ブリュッヘン(フラウト・トラヴェルソ)
      ヤープ・シュレーダー(ヴァイオリン)
      グスタフ・レオンハルト(オルガン)、器楽アンサンブル
      ハンブルク・モンテヴェルディ合唱団
      ユルゲン・ユルゲンス(指揮)
  [録音]1964年2月10-11日、オランダ、Queekhoven, Breukelen
3) カンタータ第56番『われは喜びて十字架を負わん』BWV.56(全曲)
4) カンタータ第55番『われ貧しき者、われは罪のしもべ』BWV.55(全曲)
5) カンタータ第114番『ああ、愛しきキリストのともがらよ、心安んぜよ』
                            BWV.114(全曲)
  [演奏]セバスティアン・ヘニッヒ(ボーイ・ソプラノ)
      ルネ・ヤーコプス(カウンターテナー)
      クルト・エクイルツ(テノール)
      ミヒャエル・ショッパー、マックス・ファン・エグモント(バス)
      ハノーファー少年合唱団、コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
      レオンハルト・コンソート
      グスタフ・レオンハルト(指揮、オルガン)
  [録音]1975年、オランダ、ハールレム、Doopsgezinde Gemeente Kerk(3,4)
      1980年、ウィーン、Casino Zögernitz(5)
《CD15》
J.S.バッハ:
1) カンタータ第7番『われらの主キリスト、ヨルダン川に来たれり』BWV.7(全曲)
2) カンタータ第8番『最愛の神よ、われいつの日に死なん』BWV.8(全曲)
3) カンタータ第106番『神の時こそいと良き時』BWV.106(全曲)
  [演奏]ポール・エスウッド(カウンターテナー)
      マリウス・ファン・アルテナ、クルト・エクイルツ(テノール)
      マックス・ファン・エグモント(バス)、他
      レオンハルト・コンソート
      グスタフ・レオンハルト(指揮、オルガン)
  [録音]1971年、アムステルダム(1,2)
      1963年5月、オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek(3)
《CD16》
1) J.S.バッハ:カンタータ第198番『侯妃よ、願わくばなお一条の光を』
                           BWV.198(全曲)
  [演奏]ヤン・パトリック・オファレル(ボーイ・ソプラノ)
      ルネ・ヤーコプス(カウンターテナー)
      ジョン・エルウィス(テノール)
      ハリー・ファン・デル・カンプ(バス)、
      ハノーファー少年合唱団、コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
      グスタフ・レオンハルト(指揮) レオンハルト・コンソート
  [録音]1988年1月、オランダ、ハールレム、Lutherse Kerk
2) アダム・クリーガー:乙女はいとも移ろい易く
3) アダム・クリーガー:愛の力は日夜を統べる
4) アダム・クリーガー:ラインワインはいとも巧みに踊り廻りて
5) ハインリヒ・アルベルト:森の歌
6) ハインリヒ・アルベルト:友を讃えて
7) ハインリヒ・アルベルト:去年の秋
8) ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー:夜廻りのためのセレナード
9) ニコラウス・ハッセ:我が魂よやすらぎを望むなら
10) ニコラウス・ハッセ:永遠よ
11) ニコラウス・ハッセ:我は地上をここかしこさまよいて
12) ハインリヒ・シュッツ:主なる神よ、あわれみたまえ
13) ヘンリー・パーセル:飛び去れ、時よ!
14) ヘンリー・パーセル:雄々しき父よ
15) ヘンリー・パーセル:帰れ、むほんの徒輩よ
  [演奏]マックス・ファン・エグモント(バリトン)
      グスタフ・レオンハルト(オルガン、チェンバロ、指揮)
      レオンハルト・コンソート
  [録音]1967年12月6-9日、オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek
《CD17》
ヘンリー・パーセル:
1) 主において常に喜びなさい
2) シオンで角笛を吹き
3) 神よ、あなたはわたしの神
4) シャコニー(シャンコンヌ) ト短調
5) 神よ、あなたは我らを突き放し
6) 心に湧き出る美しい言葉
7) 主よ、我らの躓きを思い出さないでください
  [演奏]ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)
      ナイジェル・ロジャース(テノール)
      マックス・ファン・エグモント(バリトン)
      ケンブリッジ・キングズ・カレッジ合唱団
      レオンハルト・コンソート
      グスタフ・レオンハルト(オルガン、チェンバロ、指揮)
  [録音]1967年12月、1969年6-7月、オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek
《CD18》
ヘンリー・パーセル:
1) 序曲 ニ短調 Z.771、 2) パヴァーヌ 変ロ長調 Z.750、
3) グラウンド ニ短調 Z.222、 4) 序曲(組曲) ト長調 Z.770
5) パヴァーヌ イ短調 Z.749、
6) ファンタジア(シャンコンヌ)「グラウンド上の3声」Z.731
7) 序曲 ト短調 Z.7721、 8) 組曲 ニ長調 Z.667
9) パヴァーヌ ト短調 Z.752、 10) シフォーチの別れ ニ短調 Z.656
11) 新しいグランド ホ短調 Z.682、 12) ソナタ イ短調 Z.804
13) 4声のファンタジア第7番 
  [演奏]グスタフ・レオンハルト(指揮)レオンハルト・コンソート(1-12)
      フランス・ブリュッヘン(指揮)ブリュッヘン・コンソート(13)
  [録音]1967年4月(1-12)、1967年3月(13)、
       オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek
《CD19》
ヘンリー・パーセル:メアリー女王の誕生日のためのオード集
1) オード『今や輝かしき日は来たりぬ』Z.332
2) オード『愛の女神はたしかに盲目だった』Z.331
3) オード『来たれ、汝ら芸術の子』Z.323
  [演奏]ジュリア・グッディング (ソプラノ)
      ジェイムズ・ボウマン(カウンターテナー)
      クリストファー・ロブソン(カウンターテナー)
      ハワード・クルック(テノール)
      ディヴィッド・ウィルソン=ジョンソン (バス)
      マイケル・ジョージ(バス)
      エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団
      グスタフ・レオンハルト(指揮)
  [録音]1991年9月、ロンドン、Bishopgate Institute
《CD20:フランス・バロックの鍵盤音楽集》
1) F.クープラン:グラン・ジュのオッフェルトリウム
2) F.クープラン:8つのプレリュード
3) アレッサンドロ・ポリエッティ?:第1旋法のリチェルカーレ
4) ニコラ・ド・グリニー:2声の高声のクロモルヌ・アン・ターユ
5) ラモー:クラヴサン曲集~「凱旋」「ミューズたちの対話」
  「メヌエット ト長調&ト短調」「つむじ風」「サラバンド イ長調」「田舎風」
6) 作者不詳:ダフネ
7) 作者不詳:賛美の歌を響かせよ
  [演奏]グスタフ・レオンハルト(チェンバロ、オルガン)
  [録音]1962, 1964, 1967, 1969年、オランダ、
《CD21》
ヨハン・ヤーコプ・フローベルガー:
1) カプリッチョ第2番、 2) ファンタジア第3番、
3) トッカータ第11番『聖体奉挙のために』
4) リチェルカーレ第2番、 5) カンツォーナ第2番
6) トッカータ第9番、 7) 組曲第18番
8) トッカータ第18番、 9) 組曲第12番
  [演奏]グスタフ・レオンハルト(チェンバロ、オルガン)
  [録音]1970年2月、オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek
《CD22-23》
ヨハン・クーナウ:聖書ソナタ(全6曲)
  [演奏]グスタフ・レオンハルト(チェンバロ、オルガン、語り)
  [録音]1970年2月、オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek
《CD24:ドイツ・バロックの鍵盤音楽集》
1) ヨハン・アダム・ラインケン:バビロンの流れのほとりにて
2) ハインリヒ・シャイデマン:前奏曲 ニ短調
3) J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ニ短調BWV.539
4) ゲオルク・ベーム:組曲第6, 8, 9番
5) ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル:組曲第8番 ヘ短調HWV.433
6) J.C.バッハ:ソナタ ニ長調Op.5-2
  [演奏]グスタフ・レオンハルト(チェンバロ、オルガン)
  [録音]1962, 1964, 1967年、オランダ、グロンニンゲン、Hervormde Kerk
《CD25:イタリア・バロックの鍵盤音楽集》
1) ジローラモ・フレスコバルティ:
  「トッカータ第7番」「トッカータ第11番ハ長調」「カンツォーナ第3番」
  「トッカータ ト長調」「2つの主題によるファンタジア第6番」「5つのガリアルダ」
2) フランチェスコ・トゥリーニ:ソナタ イ短調
3) ジュリオ・カッチーニ:美しいアマリッリ
4) ビアージョ・マリーニ:3声と4声のバレット第2番
5) ドメニコ・スカルラッティ:
  「ソナタ イ短調K.3」「ソナタ ニ短調K.52」
  「ソナタ ホ長調K.215」「ソナタ ホ長調K.216」
  [演奏]グスタフ・レオンハルト(チェンバロ、オルガン)
     レオンハルト・コンソート
  [録音]1962, 1964, 1967年
《CD26》
1) モンテヴェルディ:タンクレーディとクロリンダの戦い
2) モンテヴェルディ:マドリガーレ集第7巻より
  「断ち切られた希望、永遠の信頼」「さあ私は口づけを待つばかり」
  「チェトラの調べに合わせて」「眠っているの、ああむごき心」
3) モンテヴェルディ:マドリガーレ集第8巻より「ニンフの嘆き」
  [演奏]ネリー・ファン・デル・スペク(ソプラノ)
      ナイジェル・ロジャース(テノール)
      マリウス・ファン・アルテナ(テノール)
      ドミトリー・ナボコフ(バス)
      グスタフ・レオンハルト(指揮)レオンハルト・コンソート
  [録音]1970年11月2-11日、オランダ、Westzaan《初CD化》
4) J.Sバッハ:カンタータ第209番「悲しみを知らぬ者」BWV.209
  [演奏]アグネス・ギーベル(ソプラノ)
      グスタフ・レオンハルト(指揮)レオンハルト・コンソート
  [録音]1964年2月8-9日、オランダ、Queekhoven, Breukelen
《CD27》
ジャン=ジョゼフ・ド・モンドンヴィル:
1) ソナタ第1番 ト短調、 2) ソナタ第2番 ヘ長調、 
3) ソナタ第3番 変ロ長調、 4) ソナタ第4番 ハ長調
5) ソナタ第5番 ト長調、 6) ソナタ第6番 イ長調
  [演奏]ラールス・フリデン(ヴァイオリン)
      グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
  [録音]1966年
《CD28》
ラモー:コンセール用クラヴサン曲集(第1~5番)
  [演奏]フランス・ブリュッヘン(フラウト・トラヴェルソ)
      シギスヴァルト・クイケン(ヴァイオリン)
      ヴィーラント・クイケン(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
      グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
  [録音]1971年1月、アムステルダム
《CD29-30:イギリスの合奏&鍵盤音楽集》
1) ジョン・ダウランド:パヴァーヌ ハ長調
2) ウィリアム・ロウズ:
  「組曲第1番 ハ短調」「組曲第2番 ヘ長調」
  「ソナタ第7番 ニ短調」「組曲第3番 変ロ長調~第2曲:イン・ノミネ」
3) ジョン・クーパー:「ファンタジア」「組曲」
4) ウィリアム:バード:
  「パヴァーヌ」「ガイヤルド」
  「ファンタジア第2番」「ファンタジア第3番」
5) トマス・シンプソン:リチェルカーレ『いとしいロビン』
6) トマス・ルポ:ファンタジア
7) ウィリアム:バード:
  「6声のパヴァーヌ」「6声のガイヤルド」「ミゼレーレ」
8) トマス・モーリー:「ナンシー」「ファンタジア」
9) ジョン・ブル:へクサコードによるファンタジア
10) ジョン・ブル:ブランズウィック公爵夫人のトイ
11) ジョン・ダウランド(ランドル編):
  「ダウランドのラクリメ」「あの女は私の受けた苦しみを」
12) トマス・トムキンズ:
  「パヴァーヌ」「ガイヤルド」「この乱れた時代を憂う悲しみのパヴァーヌ」
13) ジョン・ギボンズ:パヴァーヌ
14) ジャイルズ・ファーナビー:「ファンタジア ニ長調」「スパニョレッタ」
15) ウィリアム・ティスデール:
  「キャスリン・トリージャ夫人のパヴァーヌ~パヴァーナ・クロマティカ」
16) 作者不詳(17世紀):トイ
  [演奏]ヴェロニカ・ハンペ(アルト・ヴィオール)
      レオンハルト・コンソート
      グスタフ・レオンハルト
      (チェンバロ、オルガン、ヴァージナル、バス・ヴィオール、指揮)
  [録音]1964, 1965, 1966, 1967, 1970年
《CD31》
1) ハインリヒ・ビーバー:
   「技巧的な合奏曲集~第3部」「食卓の音楽~第3部」
   「宗教的・世俗的弦楽曲集~ソナタ第3, 4, 5, 6番」
2) ゲオルク・ムファット:調和の捧げもの~ソナタ第2番ト短調
3) ヨハン・ローゼンミュラー:4声のソナタ第7番
4) ザムエル・シャイト:4声のパドゥアン(パヴァーヌ)
5) ヨハン・ハインリヒ・シュメルツァー:宗教的・世俗的合奏曲集~
  「ソナタ第7番(5声)」「ソナタ第9番(5声)」
  [演奏]レオンハルト・コンソート
      グスタフ・レオンハルト(チェンバロ、オルガン、指揮)
  [録音]1964年、1969年4月、オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek
《CD32》
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル:
1) ソナタ イ短調Op.1-4 HWV.362
2) ソナタ ハ長調Op.1-7 HWV.365
3) ソナタ 変ロ長調 HWV.377
4) ソナタ ト短調Op.1-2 HWV.360
5) ソナタ ニ短調 HWV.367a)
6) ソナタ ヘ長調Op.1-11 HWV.369
  [演奏]フランス・ブリュッヘン(リコーダー) 
      アンナー・ビルスマ(チェロ)
      グスタフ・レオンハルト(チェンバロ)
  [録音]1962年9月22-24日、アムステルダム、Bavohaus
7) トリオ・ソナタ ヘ長調 Op.2-4 HWV.389
  [演奏]フランス・ブリュッヘン(リコーダー) 
      アリス・アーノンクール(ヴァイオリン)
      ニコラウス・アーノンクール(チェロ)
      ヘルベルト・タヘツィ(チェンバロ)
  [録音]1969年9月、ウィーン
《CD33》
C.P.E.バッハ:
1) チェロ協奏曲第3番 イ長調Wq.172
2) チェロ協奏曲第1番 イ短調Wq.170
3) チェロ協奏曲第2番 変ロ長調Wq.171
  [演奏]アンナー・ビルスマ(チェロ)
      エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団
      グスタフ・レオンハルト(指揮)
  [録音]1988年11月18-20日、ピーターズハム、All Saint’s Church
《CD34》
1) C.P.E.バッハ:チェンバロとピアノのための協奏曲 変ホ長調 Wq. 47, H. 479,
2)J.C.バッハ:協奏交響曲 ヘ長調 T.VIII/6,
3)W.F.バッハ:2台のチェンバロのための協奏曲 変ホ長調 F.46,
  [演奏]グスタフ・レオンハルト(チェンバロ:指揮)
      レオンハルト・コンソート&ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
  [録音]1966年6月、オランダ、Hervormde Kerk, Bennebroek
《CD35》
C.P.E.バッハ:
1) シンフォニア第1番 ニ長調Wq.183-1
2) シンフォニア第2番 変ホ長調Wq.183-2
3) シンフォニア第3番 ヘ長調Wq.183-3
4) シンフォニア第4番 ト長調Wq.183-4
5) シンフォニア第5番 ロ短調 Wq.182
  [演奏]エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団
      グスタフ・レオンハルト(指揮)
  [録音]1988年10月、ロンドン、アビイロード・スタジオ

※収録曲順は、変更される場合がございます。ご了承ください。

《グスタフ・レオンハルト》
 1928年5月30日、オランダ・ヒルフェルスム近郊のフラーフェラント生まれ。生家は貴族の血を引くスウェーデン系の富裕な実業家の家庭で、幼い頃からピアノを学び始め、15歳の時に父親が購入したチェンバロ、オルガンに親しむ(妹トゥルデリース・レオンハルトもフォルテピアノ奏者)。
 1947年にバーゼル・スコラ・カントールムに入学、チェンバロとオルガンをエドゥアルト・ミュラーに師事。1950年に最高栄誉賞とソリスト・ディプロマを得て卒業し、同年にウィーンでチェンバロ奏者としてデビュー。1952年にウィーン音楽アカデミーに教授として迎えられ後進の指導を始めるが、1954年アムステルダム音楽院の教授にも任じられ、1955年にはウィーンの職を辞して故郷アムステルダムに帰り、同地での指導に専念、ニーウエ・ケルク(新教会)の専属オルガニストとしても活躍する。
 また、50年代半ばにはレオンハルト・バロック・アンサンブル(後にはレオンハルト・コンソートとなる)を組織し、アンサンブルの中心として、また指揮者としても活動を始める。1954年カウンターテナーのパイオニア、アルフレッド・デラーと共演しバッハのカンタータ(BWV54&170の2曲)の先駆的な録音を行う。このアンサンブルにはウィーンで知り合ったニコラウス・アーノンクールもチェロ・ガンバ奏者として参加していたが、この縁が1971年からのバッハ:カンタータ全集録音へと発展する。1960年代には、モダン楽器を使用しながら古楽演奏を追求するフランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマ、ヤープ・シュレーダーとともにクアドロ・アムステルダムを結成。のちに古楽器を使用するようになり、古楽器演奏の牽引的存在として大きな注目を得る。
 レコーディングも活動の最初期から積極的で、1950年代初頭には初めてバッハのチェンバロ作品も録音、以降、現在まで約200枚という膨大なレコーディングを行い、チェンバロ、オルガン、フォルテピアノ、クラヴィコードなど、バッハを中心としたバロックから古典派に至るさまざまな鍵盤楽器演奏の権威として多大な尊敬を集め、ブリュッヘンをして「現代のバッハ」と言わしめた。
 指揮者としてはモンテヴェルディやラモーなどのバロック・オペラを蘇演し、バッハの宗教的声楽作品の録音も多い。音楽学者としては、バッハの「フーガの技法」の研究書を出版、スウェーリンクの「鍵盤楽器作品集」を校訂するなど明晰な研究家としても知られている。
 1967年にはジャン=マリー・ストローブ監督&ダニエル・ユイレ制作の映画『アンナ・マクダレーナ・バッハの日記』にヨハン・セバスティアン・バッハ役で出演。1969年にはハーヴァード大学名誉教授に任じられた。1980年、オランダのエラスムス賞をアーノンクールとともに受賞、ダラス(1983年)、アムステルダム(1984年)、ハーヴァード(1991年)、メッツ(1998年)、パドヴァ(2000年)の各大学から名誉博士号を贈られている。2021年1月16日、アムステルダムで死去、83歳没。

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