アーノンクールとレオンハルトが1970年から1989年までの長年をかけて完成した教会カンタータ全集からのデジタル版その1。1部の曲を除き、すべて男声で歌われている。テレフンケン・レーベルのプロデューサー、ヴォルフ・エリクソンが手掛けている。今なお宗教音楽の頂点に位置する名録音。1970-1971年録音。 カンタータ第１番『輝く暁の明星のいと美わしきかな』BWV1（アーノンクール） カンタータ第２番『ああ神よ、天より見そなわし』BWV2（アーノンクール） カンタータ第３番『ああ神よ、いかに多き胸の悩み』BWV3（アーノンクール） カンタータ第４番『キリストは死の縄目につながれたり』BWV4（アーノンクール） カンタータ第５番『われはいずこにか逃がれゆくべき』BWV5（アーノンクール） カンタータ第６番『われらと共に留まりたまえ』BWV6（アーノンクール） カンタータ第７番『われらの主キリスト、ヨルダンの川に来たり』BWV7（レオンハルト） カンタータ第８番『いと尊き御神よ、いつわれは死なん』BWV8（レオンハルト） カンタータ第９番『われらに救いの来たれるは』BWV9（レオンハルト）

レオンハルト没10年、古楽界の巨匠のひとりグスタフ・レオンハルトの業績をたたえた新たなる記念ボックスの発売

バッハのちょうど100年前、生を受けたシュッツは、ドイツ・バロック初期において、もっとも活躍した作曲家です。宗教的合唱曲に名曲が多く、「十字架上の七つの言葉」「ルカ受難曲」は、その代表的な曲です。「十字架上の七つの言葉」は、十字架上で述べて七つのことばと、福音書の記述をもとにした、イエス・キリストの受難をテーマにしたオラトリオです。ユルゲンス指揮によるこの演奏は、大きな話題を呼びました。  

2022年は、ジャン＝ジョゼフ・カッサネア・ド・モンドンヴィルの没後250年。フランス・バロック・スクールの最後の代表的存在。自身の優れたヴァイオリン奏者であった彼の器楽作品は高い表現力を持ち、その代表的作品といえる。どちらの楽器もオブリガートをつとめるフランスの初期的作品といえ、特に鍵盤楽器は通奏低音の役割だけ以上の活躍を示している。レオンハルトとフリデンによるモンドンヴィル作品の史上初録音。1966年収録。

旧約聖書にある物語をクーナウが音楽で描いた作品。 レオンハルトが、演奏に加え、クーナウ自身が曲初めに記した“ドイツ語による解説”部分の語りも収録した名演かつ貴重盤。  

レオンハルトのディスコグラフィ・シリーズ バッハ作品でも比較的珍しい作品、ソナタBWV964、トッカータBWV916、アダージョBWV968よりレオンハルトが構成したソナタ、ヴァイオリン・ソナタからのレオンハルト編曲作などを収録、1968-1970年録音。

レオンハルトのディスコグラフィ・シリーズ フランス・バロック期の作品集。グリニーやクープランのオルガン演奏にはオランダ各地（アムステルダム、ノールトブルク、ベンネブルック）の名オルガンを使用して収録、1962-1969年録音。

レオンハルトのディスコグラフィ・シリーズ イギリスのコンソート作品を探求したアルバムで、クーパーやルポといったレアな作品も収録、1964-1970年録音。

レオンハルトのディスコグラフィ・シリーズ ドイツ・バロック作品集。ノールトブルクの教会オルガン使用、1962-1967年録音。

17世紀のドイツの巨匠作曲家たちのコンソート集、1964 & 1969年録音。

今日の古楽隆盛の基盤を築いたレオンハルトが、バッハ時代の編成、楽器、奏法にのっとって初めて録音した作品。演奏の真意がストレートに伝播する名演。

1970年代のLP発売以来となるデジタル化。レオンハルトはモンテヴェルディの作品に強い感心を持ち続けた。マックス・ファン・エグモント（バリトン）も参加しての、「タンクレディとクロリンダの戦い」を含むマドリガル集の第7集、第8集からの抜粋、1970年録音。 2021年、オリジナル・マスターテープより、24bit/192kHzリマスター