Helene Grimaudエレーヌ・グリモー
Discography
ロマンティック・ピアノ(ベスト・オブ)【輸入盤】
ロマンティック・ピアノ(ベスト・オブ)【輸入盤】
2018.04.06 発売/9029.567390
《エレーヌ・グリモーによるロマンティック・ピアノ・ベスト》
フランスのピアニスト、エレーヌ・グリモーは、13歳でパリ音楽院への入学を許可され、ジャック・ルヴィエの教えを受けて、15歳で同音楽院を首席で卒業するという、まさに特別な天才少女でした。彼女に注目した当時のDENONが制作した最初のアルバムとなったラフマニノフ作品集が、フランスでディスク大賞を受賞するなど高い評価を獲得、その後、22歳までに同レーベルで計5枚のアルバムを制作しました。ワーナー・クラシックス(エラート)への録音はその3年後の1995年に始まり、協奏曲アルバム5枚と、得意のブラームスのソロ・アルバムを1枚制作。その後は、2002年からはドイツ・グラモフォンと専属契約を結び録音を行いました。このアルバムは、20代半ばから30代初めだった1995年から2001年にかけてワーナー・クラシックスで制作した6枚のアルバムから、彼女のロマンティックな演奏曲が聴けるベスト盤です。
《CD1》
1)ラフマニノフ:『ピアノ協奏曲第2番ハ短調 Op.18』(全曲)
~ ウラディミール・アシュケナージ(指揮)フィルハーモニア管弦楽団、
2) ラヴェル:『ピアノ協奏曲ト長調』より第2 & 3楽章、
~ デイヴィッド・ジンマン(指揮)ボルティモア交響楽団、
3) R.シュトラウス:『ブルレスケ』よりAllegro vivace、Tranquillo、
~ デイヴィッド・ジンマン(指揮)ベルリン・ドイツ交響楽団、
4) ガーシュウィン:『ピアノ協奏曲ヘ調』より第3楽章、
~ デイヴィッド・ジンマン(指揮)ボルティモア交響楽団、
《CD2》
1) ベートーヴェン:『ピアノ協奏曲第4番ト長調 Op.58』より第1楽章、
~ クルト・マズア(指揮)ニューヨーク・フィルハーモニック、
2) ブラームス:『ピアノ協奏曲第1番ニ短調Op.15』より第2楽章、
~ クルト・ザンデルリンク(指揮)ベルリン・シュターツカペレ、
3) ベートーヴェン:『ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110』より第1 & 2楽章、
4) ブラームス:『3つの間奏曲 Op.117』より第2番、
5) ブラームス:『6つのピアノ小品 Op.118』より第3番、
6) ブラームス:『4つのピアノ小品 Op.119』より第3番、
7) シューマン:『ピアノ協奏曲イ短調 Op.54』より第1楽章、
~ デイヴィッド・ジンマン(指揮)ベルリン・ドイツ交響楽団、
【演奏】 エレーヌ・グリモー(ピアノ)
【録音】1995~2001年