カラヤンの30年以上にわたる最も注目すべき業績の膨大なコレクション（100トラック、10時間の音楽）。1951-1985年録音。

ヘルベルト・フォン・カラヤンは、伝説的な「トリスタンとイゾルデ」を録音する数ヶ月前、既にお気に入りの声楽ソリストであるヨン・ヴィッカーズとヘルガ・デルネッシュを起用し、ベートーヴェンの「フィデリオ」の基準となる録音を行っていた。ゾルタン・ケレメンによる不吉なピサロが特に際立つ素晴らしいキャスト陣が揃ったこの録音は、カラヤンのディスクにおける叙情的な偉業の中でも最も偉大なものの一つである。1970年録音。

ヘルベルト・フォン・カラヤンの指揮の下、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が楽器の色彩、オーケストラのダイナミクス、そして録音 (カラヤンは特にこの点に気を配っていたことで知られている) の面でどれだけ変遷したかを測ることができる。1980年録音を中心としたコレクション。カラヤンの弟子アンネ＝ゾフィー・ムターの『タイスの瞑想曲』でEMI録音に初めて登場したもの。1961-1980年録音。  

HD (96 kHz / 124 bits) カラヤンとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の出会いの時期の録音。若きカラヤンの世紀に満ちた演奏。1959-1960年録音。

HD (96 kHz / 24 bits) カラヤンによる、ベルリン・フィルはそれまでとは全く異なるアプローチによる重要な交響曲集！1950年代、鋭い洞察力を持つカラヤンは、精鋭のフィルハーモニア管弦楽団を率いて、LP時代におけるベートーヴェンの交響曲全集の先駆けの一つを世に送り出した。このアルバムは、カラヤンが後世に残した作品の中でも高く評価されている。カラヤン最初のベートーヴェン交響曲全集録音となったこのフィルハーモニア管弦楽団とのセッション録音による演奏は、若きカラヤンの颯爽とした指揮ぶりと、フレッシュなオーケストラの健闘ぶりで有名な存在で、LP時代にはモノラルながら聴きやすい音質ということで高評価を得ていました。 　全集録音の中の交響曲第9番に、ステレオ・テイクが遺されていたことが判明、2014年委初めてCD化されることとなりました。この演奏は、カラヤンとフィルハーモニア管弦楽団が1955年7月にウィーンのムジークフェラインザールで4日間のセッションを組んでレコーディングされたもので、合唱にウィーン楽友協会合唱団、ソプラノにエリーザベト・シュヴァルツコップ、アルトにマルガ・ヘフゲン、テノールにエルンスト・ヘフリガー、バス・バリトンにオットー・エーデルマンを起用するという豪華な陣容による名演。

カラヤン指揮による「トリスタンとイゾルデ」は、史上最高峰のオペラの一つ。ジョン・ヴィッカーズは間違いなく同世代のワーグナー歌手の最高峰の一人であり、ヘルガ・デルネッシュとの共演は、おそらくディスコグラフィー全体の中でも最も感動的な作品と言えるだろう。クリスタ・ルートヴィヒとヴァルター・ベリーを起用した他のキャストも同様に印象的。カラヤンのドラマ性、そして芸術性の最盛期におけるオーケストラの豊かさは、この録音を絶対的な必携のものにしている。1972年録音。  

1970年代にベルリンに移り住んだカラヤンは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とともに、官能的な弦楽器による極めて快楽主義的な、それまで聞いたことのないオーケストラの音を作り出したこのモーツァルト後期の交響曲は、優美に磨かれた、華麗なモーツァルト。カラヤン美学の徹底した演奏です。スケールの大きな中にも美しさがちりばめられ、この上なく心地の良い響き。ベルリン・フィルとカラヤンの見事なコラボレーションが生み出した、不朽不滅のモーツァルト後期交響曲集をここに聴くことができます。

オリジナル・テープからの新リマスター クラシック音楽史に残る名盤の一つ！

カラヤンとワイセンベルクの共演は、互いに高く評価し合い、数々の共同作品を残した二人の功績からも明らかなように、よりスムーズなものとなった。ここでは、二人がロマン派レパートリーの主要曲を演奏している（カラヤンによる唯一の録音であるラフマニノフの協奏曲第2番を含む）。1972年録音。

Apple先行発売 　　ヘルベルト・フォン・カラヤンはウィーンの作曲家たちのライトな音楽をこよなく愛し、1987年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤーコンサートで彼らの作品を指揮するという栄誉にも恵まれた。ここでは、彼がベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とともに、序曲、ワルツ、ポルカといった活気あふれる楽曲を演奏している様子が収められている。1960-1975

Apple先行発売 モーツァルトの最も人気のある管楽器協奏曲を収録した素晴らしいアルバム。ジェームズ・ゴールウェイをはじめとする世界一流のソリスト、あるいはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバー（カール・ライスター、アンドレアス・ブラウ、ローター・コッホなど）が参加。1970-1971年録音。

Apple先行発売     クラシック、ロマン派、そして近代レパートリーにおける交響曲の金字塔を、珠玉の演奏で収録。カラヤンは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団がその絶頂期にあった頃の、彼らの圧倒的な実力を最大限に引き出している。1977-1979年録音。