Herbert von Karajanヘルベルト・フォン・カラヤン
Discography
Mozart Symphonies 35-36, 38-41 (Remastered - Hybrid SACD) / モーツァルト:交響曲第35-36, 38-41番(2026リマスター:SACDハイブリッド)(日本語解説書付)【輸入盤】

Mozart Symphonies 35-36, 38-41 (Remastered - Hybrid SACD) / モーツァルト:交響曲第35-36, 38-41番(2026リマスター:SACDハイブリッド)(日本語解説書付)【輸入盤】
2026.06.05 発売/2685.465517
1970年、カラヤンが、名プロデューサーであり親友のミシェル・グロッツと刻んだ至高のモーツァルト。より明るく、シルクのように滑らかなベルリン・フィルの響き。高貴なレガートと官能的なフィナーレが、2026年最新リマスターとSACDで今、鮮烈に蘇る。
※ ワーナーミュージック・ジャパン取り扱い輸入盤のみ、日本語解説・帯付き
日本語解説書には、オリジナルブックレット解説の日本語訳、西村祐氏によるリマスターと演奏についての書下ろし解説を掲載。
【収録曲】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)
《SACD1》
交響曲 第35番 ニ長調 K.385《ハフナー》
交響曲 第36番 ハ長調 K.425《リンツ》
交響曲 第41番 ハ長調 K.551《ジュピター》
《SACD2》
交響曲 第38番 ニ長調 K.504《プラハ》
交響曲 第39番 変ホ長調 K.543
交響曲 第40番 ト短調 K.550
【演奏】
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1970年9月21-25日、ベルリン、イエス=キリスト教会
2026 Newly remastered in HD 192kHz/24-bit from original tapes by Studio Circé
今回、オリジナル・マスターテープから、パリのStudio Circéによる2026年ハイレゾ・リマスタリングを行い、高音質のSACDとして発売。ベルリン・フィル特有のシルクのような質感が、繊細なニュアンスまで鮮烈に浮かび上がり、カラヤンが追い求めた究極の響きを余すところなく伝えます。
戦後の楽壇を象徴する指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤンがモーツァルトの後期6大交響曲をセットで録音したのは、1970年9月のことでした。制作を主導したのは、カラヤンの親友であり同僚でもあったフランス人プロデューサー、ミシェル・グロッツです。
エンジニアのヴォルフガング・ギュリッヒの手腕により、ここでのベルリン・フィルの響きには繊細な変化が見られます。オーケストラ特有のシルクのような質感、見事に全体を包み込むような熟練の響きは健在ですが、ドイツ・グラモフォンの録音に比べると、より光に満ち、重苦しさや荒々しさが抑えられています。
とはいえ、これはあくまで「フル・シンフォニック」なモーツァルトです。決して切迫感に欠けるわけではなく、真摯で威厳のある輝きを放っています。フレーズはしなやかで有機的。カラヤンの代名詞であり、楽団員から「ヘル・ミット・ビンドゥング(レガート氏)」というあだ名を献上されたほどの、あの豊かなレガートに浸りきっています。
第36番や第39番の導入部は厳かで気高く、緩急楽章(アンダンテやアダージョ)は形而上学的な趣を帯び、メヌエットはあたかも「間奏曲」のように構想されており、特に第36番での効果は驚くべきものがあります。そしてフィナーレ(《ハフナー》《ト短調交響曲》、あるいは《ジュピター》)に至ると、しなやかで贅沢な造形を操るカラヤンの本領が発揮され、抗いがたいほど――はっきり言えば、セクシーなまでの魅力を放つのです。
「カラヤンのモーツァルト指揮者としての資質には、疑いの余地がない。……カラヤンは奇をてらったり、解釈の妙をひけらかしたりすることなど決してしない。……豊かな情熱が溢れているが、相手がベルリン・フィルである以上、オーケストラの精緻なアンサンブルが損なわれるような行き過ぎた奔放さは微塵もない。同時に、そこには慈しむような愛情が満ちている。……(これらは)私が最大限の賛辞を贈る演奏である」(グラモフォン誌)
[2026年新リマスターの特徴]
2014年アビイロード・スタジオによるリマスター盤と比較して、音の広がりや奥行き、そして厚みが一段と増している。全体のまとまりも向上し、深くしなやかな響きとなったことで、カラヤン美学の真髄であるレガート主体の音楽作りに、いかに大きな説得力と必然性があったかが浮き彫りになった。急速楽章ではキレの良いフレージングを維持しつつ、音の角が取れてまろやかになったことで、かつての性急さが払拭され、演奏の安定感がより際立っている。(音楽評論:西村 祐)
日本語解説書には、オリジナルブックレット解説の日本語訳、西村祐氏によるリマスターと演奏についての書下ろし解説を掲載。
【収録曲】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)
《SACD1》
交響曲 第35番 ニ長調 K.385《ハフナー》
交響曲 第36番 ハ長調 K.425《リンツ》
交響曲 第41番 ハ長調 K.551《ジュピター》
《SACD2》
交響曲 第38番 ニ長調 K.504《プラハ》
交響曲 第39番 変ホ長調 K.543
交響曲 第40番 ト短調 K.550
【演奏】
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1970年9月21-25日、ベルリン、イエス=キリスト教会
2026 Newly remastered in HD 192kHz/24-bit from original tapes by Studio Circé
今回、オリジナル・マスターテープから、パリのStudio Circéによる2026年ハイレゾ・リマスタリングを行い、高音質のSACDとして発売。ベルリン・フィル特有のシルクのような質感が、繊細なニュアンスまで鮮烈に浮かび上がり、カラヤンが追い求めた究極の響きを余すところなく伝えます。
戦後の楽壇を象徴する指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤンがモーツァルトの後期6大交響曲をセットで録音したのは、1970年9月のことでした。制作を主導したのは、カラヤンの親友であり同僚でもあったフランス人プロデューサー、ミシェル・グロッツです。
エンジニアのヴォルフガング・ギュリッヒの手腕により、ここでのベルリン・フィルの響きには繊細な変化が見られます。オーケストラ特有のシルクのような質感、見事に全体を包み込むような熟練の響きは健在ですが、ドイツ・グラモフォンの録音に比べると、より光に満ち、重苦しさや荒々しさが抑えられています。
とはいえ、これはあくまで「フル・シンフォニック」なモーツァルトです。決して切迫感に欠けるわけではなく、真摯で威厳のある輝きを放っています。フレーズはしなやかで有機的。カラヤンの代名詞であり、楽団員から「ヘル・ミット・ビンドゥング(レガート氏)」というあだ名を献上されたほどの、あの豊かなレガートに浸りきっています。
第36番や第39番の導入部は厳かで気高く、緩急楽章(アンダンテやアダージョ)は形而上学的な趣を帯び、メヌエットはあたかも「間奏曲」のように構想されており、特に第36番での効果は驚くべきものがあります。そしてフィナーレ(《ハフナー》《ト短調交響曲》、あるいは《ジュピター》)に至ると、しなやかで贅沢な造形を操るカラヤンの本領が発揮され、抗いがたいほど――はっきり言えば、セクシーなまでの魅力を放つのです。
「カラヤンのモーツァルト指揮者としての資質には、疑いの余地がない。……カラヤンは奇をてらったり、解釈の妙をひけらかしたりすることなど決してしない。……豊かな情熱が溢れているが、相手がベルリン・フィルである以上、オーケストラの精緻なアンサンブルが損なわれるような行き過ぎた奔放さは微塵もない。同時に、そこには慈しむような愛情が満ちている。……(これらは)私が最大限の賛辞を贈る演奏である」(グラモフォン誌)
[2026年新リマスターの特徴]
2014年アビイロード・スタジオによるリマスター盤と比較して、音の広がりや奥行き、そして厚みが一段と増している。全体のまとまりも向上し、深くしなやかな響きとなったことで、カラヤン美学の真髄であるレガート主体の音楽作りに、いかに大きな説得力と必然性があったかが浮き彫りになった。急速楽章ではキレの良いフレージングを維持しつつ、音の角が取れてまろやかになったことで、かつての性急さが払拭され、演奏の安定感がより際立っている。(音楽評論:西村 祐)

