ヘルベルト・フォン・カラヤン / Herbert von Karajan

ヘルベルト・フォン・カラヤン / Herbert von Karajan
ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」(2026年リマスター:ハイレゾ有) / Bruckner: Symphony No. 4, WAB 104 "Romantic" (1881 Haas Version)
2026.10.23 配信/5026854947600
カラヤンが磨き上げたベルリン・フィルの造形美の極致。
ブルックナーの音の調和を完璧に描き出した「ロマンティック」!
アントン・ブルックナー (1824-1896)
交響曲 第4番 変ホ長調 《ロマンティック》(1880年第2稿ハース版)
1 I. Bewegt, nicht zu schnell 20.49
2 II. Andante quasi allegretto 15.35
3 III. Scherzo: Bewegt – Trio: Nicht zu schnell 10.41
4 IV. Finale: Bewegt, doch nicht zu schnell 23.08
【演奏】
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1970年9月25日、10月16日(第4番)
ベルリン、イエス=キリスト教会
オリジナル・マスターテープから、パリのStudio Circéによる2026年ハイレゾ・リマスタリング。ベルリン・フィル特有のシルクのような質感が、繊細なニュアンスまで鮮烈に浮かび上がり、カラヤンが追い求めた究極の響きを余すところなく伝えます。
これらのブルックナーの録音は、後期ロマン派の長大な形式と巨大な編成を掌握したカラヤンの、円熟の極致を如実に示している。1970年と1971年に録音されたブルックナーの交響曲2曲を聴けば、1950年代の録音からオーケストラの音楽的個性がどれほど変貌を遂げたかが分かるだろう。
ベルリン・フィルのピッチは伝統的にわずかに高めであったが、カラヤンの統率下でオーケストラはその色彩を決定的に明るくし、ドイツの伝統とは全く異質の、中高音域における独自の均衡を見出した。ベルリンにおいて、カラヤンは直線的で揺るぎない垂直構造、明快な設計、そして滑らかな傾斜を描き出し、弦楽セクションの至高のレガートを武器に、理想の響きを層状に積み上げていった。
さらに、奏者個人の主観的な表現は排された。オーケストラの演奏は今や「単一の楽器」へと進化し、1970年代の録音がリリースされた際、多くの音楽愛好家がそれをオルガンの響きに例えたほどである。このブルックナー交響曲第4番において、絶対的な調和は達成された。その音響の純粋な完璧さは、もはやこの世のものとは思えないほどである。
