この録音には、フォーレによって書かれた2曲のピアノ五重奏曲、着想から15年の歳月をかけて完成された第１番と最晩年の第２番が収められています。内面的・精神的な高みや深みが十分に表現された名曲で、古今の室内楽史上屈指の名曲です。 フランスを代表した弦楽四重奏団とピアニストが、フォーレの2曲のピアノ五重奏両方を、こんなにも豊かな表現演奏によっており、フォーレの渾身の作品が持つ精神性や内面的な高みを十全以上に引き出した名演。

1月19日没後30年バルビゼの記念碑的録音、シャブリエピアノ作品全集の初デジタル化、4手作品にはジャン・ユボーが参加。1982年録音。

フランス近代音楽のエスプリ1 美しい抒情に溢れた名作を残したフランスの巨匠フォーレ。

フランス近代音楽のエスプリ2 晩年のフォーレが耳の病に悩まされながらも、心から心へと伝わることを願って書いたのが、フランスの詩情に彩られた歌づくしの室内楽作品でした。