■2016年4月23日、没後400年を迎えたイギリスの文豪、シェイクスピア。イギリス各地で様々な記念イベントが開催される中、最も注目を集めた１つが、命日にシェイクスピアが埋葬されているストラトフォード・アポン・エイヴォンの教会にて行われた、ボストリッジとパッパーノによるシェイクスピア作品「来たれ、死よ」（クィルター作曲）の追悼演奏で、ＢＢＣのテレビとラジオで放送され、蝋燭の火のともる教会内で歌う荘厳な歌が話題となりました。

■そんなボストリッジが、シェイクスピアの歌曲を集めたアルバムを録音。
シェイクスピアの詩に、シェイクスピアと同時代の作曲家、ロバート・ジョンソンやウィリアム・バード、ハイドンやシューベルなど18世紀から19世紀の作曲家から、20世紀のウォーロック、プーランク、フィンジ、コルンゴルトにストラヴィンスキーまで、幅広い時代に生きた作曲家たちが曲をつけた作品が収録されています。

■贅沢にも、ピアノ演奏に名指揮者、アントニオ・パッパーノを迎え、他ゲストもイギリスのアーティストでかためています。
イギリスを代表する国民的テノールによる大注目作品です。

■演奏：イアン・ボストリッジ（テノール）、アントニオ・パッパーノ（ピアノ）、アダム・ウォーカー（フルート）、ローレンス・パワー（ヴィオール）、マイケル・コリンズ（クラリネット）、エリザベス・ケニー（リュート）　

■録音：2016年2月7日、9日、11日 St. Judes Hampstead Garden Suburb
　Producer：John Fraser