ジャン・ロンドー3作目のアルバム・・・デビュー盤「イマジン～J.S.バッハ：チェンバロ作品集」で、バッハ作品を斬新な解釈で、世に問うたジャン・ロンドー。2017年4月におこなれる初の来日コンサートでも、J.S.バッハの「ゴルトベルク変奏曲」をプログラムに持ってきている彼が、3作目に録音したのが、J.S.バッハとその息子たちの手による「チェンバロ協奏曲」集。小編成の合奏とともに繰り広げる作品群で、バロック、そしてバッハ一族への新たなアプローチを試みている。

[収録曲]
ヨハン・セバスティアン・バッハ（1685-1750）：チェンバロ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV1052
1. 第1楽章：アレグロ
2. 第2楽章：アダージョ
3. 第3楽章：アレグロ

J.C.バッハ作品とされる「チェンバロ協奏曲　ヘ短調」
4. 第1楽章：アレグロ・ディ・モルト
5. 第2楽章：アンダンテ
6. 第3楽章：プレスティッシモ

ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ（1710-1784)：
7．チェンバロ・ソナタ　FK7　ト長調　～ラメント

J.S.バッハ：チェンバロ協奏曲　第5番　ヘ短調　BWV.1056
8. 第1楽章：アレグロ
9. 第2楽章：ラルゴ
10. 第3楽章：プレスト

カール・フィリップ・エマニュエル・バッハ（1714-1788)：チェンバロ協奏曲　Wq.23　ニ短調
11．第1楽章：アレグロ
12．第2額首：ポーコ・アンダンテ
13．第3楽章：アレグロ・アッサイ


[演奏]
ジャン・ロンドー（チェンバロ）

ソフィー・ゲント、ルイ・クリーシュ（ヴァイオリン）
ファニー・パクー（ヴィオラ）
アントワーヌ・トゥーシェ（チェロ）
トーマス・デ・ピエールフウ（コントラバス）
エヴォレーヌ・キーナー（バスーン）

[録音]
2016年9月6-9日、 ル・タップ -ポワティエ・オーディトリアム劇場