ミハイル・プレトニョフが新たに創設したラフマニノフ国際管弦楽団(RIO)による第2弾アルバム。2023年に生誕150年を迎えたラフマニノフのピアノと管弦楽のための作品全曲(4つのピアノ協奏曲、パガニーニの主題による狂詩曲)。ピアノはもちろんプレトニョフ、そして指揮にはケント・ナガノを迎え、スイスの新ホール『ロゼ・コンサート・ホール』でのライヴ録音。オーケストラが結成されて、はじめての公の場での演奏となったもの。ラフマニノフのこれらの協奏曲は、作曲家の書法の変遷をたどることのできる内容で、プレトニョフの演奏によって、それぞれの作品の個性が存分に引き出されています。

数年来「スペイン交響曲」と取り組んで来たレーピンが、 ケント・ナガノとの顔合わせでフランスの名曲揃いの1枚を録音したアルバム・ 卓抜な技巧と豊かな音を生かしつつ、最近のレーピンらしく、 スケールの大きさと作品への誠実さが高い次元で両立した演奏です。 サラサーテが1875年にスペイン交響曲を初演した際の楽器、 ストラディヴァリウス「ルビー」を任されたレーピンの、満を持した会心作！