ペンシルヴァニア州チェスターで、黒人の父とイタリア系の母の間に生まれた現在２２歳のケヴィン・マイケルは、音楽に満ちた家庭で育った。彼の父は熱狂的な音楽ファンであり、近所ではリック･ジェイムスとプリンスに対する愛ゆえに"リック・プリンス"と呼ばれるほどであった。周囲に溢れる音楽をスポンジのように吸収していった彼は、成長するにつれ音楽を内面から生みだすようになり、１６歳の時に本格的に作曲やレコーディングを始めるようになった。彼にとっては音楽だけが唯一検討に値するものだった。全額奨学金で大学へ進学出来るチャンスもあったが、彼は音楽の道を選んだのだ。こうしてソングライター／シンガーとして非凡な才能を発揮し始めたケヴィンはVIRGIN RECORDSやELEKTRA RECORDSで数々のアーティストをスターダムに押し上げた敏腕A&R＝ジョシュ・ドイチェが新たに設立したDOWNTOWN RECORDSと契約を結ぶ。ナールズ・バークレイやコールド・ウォー・キッズなど"キラリと光る"個性派アーティストが所属するこのレーベルの新たなるスターとして、ATLANTICの配給で２００７年１０月にデビュー・アルバム『KEVIN MICHAEL』を全米＆ヨーロッパでリリース。１０月後半にはあのマルーン５のオープニング・アクトに抜擢されるなど、世界中の音楽シーンから大きな注目を集めている。