デビュー・アルバム『素顔のローラ』を６月２４日にリリースするローラ・イジボア。６月１６日には一足先に、アメリカでデビュー・アルバムが発売になり、先週はニューヨークでアルバムのプロモーション活動を行いました。現在のローラですが、６/１７から、７/４まで、マックスウェルの全米ツアーをサポートしています。そして、そのあとローラは日本にプロモーションのためにやってきます。今までにジェイムス・ブラウン、アレサ・フランクリン、ジョン・レジェンドなどのサポート・アクトをつとめてきたローラですが、アル・グリーンの前座をつとめたときに、彼からもらったアドバイスが最も貴重だったようです。
「アル・グリーンが言ってくれた言葉が印象に残ってる。私は彼と会って話す機会に恵まれたの。彼は私に、あの心地いい声で、”とにかく自分らしさを貫くことだよ！”と言ったの。彼は、人生で最も成功していた時期が、最も不幸な時期だったと言って
たわ。自分らしくいることは簡単に聞こえるかもしれないけど、人を喜ばすことばかりやっていると、そうはいかない。でも自分を
幸せにすることをやると、必ず怒る人も出てくるの。だから、自分らしさを貫くには、強い意志の持ち主でなければいけない。アル・グリーンはそういう雰囲気を醸し出している人だし、すごい存在感を放っていた。そんな彼から19歳のときにアドバイスを受けたわけだけど、決して忘れることはないわ」