重低音の機械的ヘヴィ・サウンドと母国語ドイツ語で歌う呪詛のようなヴォーカル・スタイルで、ヨーロッパを中心に世界中で絶大な人気を誇る、世界を揺るがす前衛的ヘヴィ・アクト、ラムシュタインのフロントマンであり、バリトン・ヴォイスをまるで地響きのように轟かせるヴォーカル・スタイルで唯一無二の存在感を放つヴォーカリスト、ティル・リンデマンが、スウェーデンが生んだ鬼才、ピーター・テクトグレンとタッグを組み、始動させた新たなるプロジェクト：リンデマン。彼らのデビュー・アルバム『スキルズ・イン・ピルズ（原題: SKILLS IN PILLS）』からのファースト・シングル楽曲「プレイズ・アボート（原題：Praise Abort）」が本日遂に公開となった。

「プレイズ・アボート」ビデオ: http://www.skillsinpills.com/

リンデマンのデビュー作『スキルズ・イン・ピルズ』は、デジタル配信に加え、スタンダード盤、スペシャル・エディション盤、アナログ盤、そしてスーパー・デラックス盤の4形態でのリリースが予定されており、日本盤は、この中のスタンダード・デジパック盤を輸入盤国内仕様という形でのリリースとなる。28Pにも及ぶブックレット、特殊なパッケージなど、細部にまで徹底的にこだわったこのプロダクトも話題となること必至だろう。

彼らのデビュー作『スキルズ・イン・ピルズ』は今作のiTunes Storeでの予約注文（プレオーダー）も既にスタートしている。また、シングル曲の公開に合わせ、表題曲のリミックスなどを収録したEP『プレイズ・アボート（リミックスEP）』の配信も本日よりスタート、遂に彼らのサウンドが世に放たれる事となった。

『スキルズ・イン・ピルズ』予約注文:


『プレイズ・アボート（リミックスEP）』:


ラムシュタインは、世界中で1,700万枚の累計アルバム・セールスを記録しており、現代における最も成功し、そして最も尊敬を得るロック・バンドの一つだ。そしてピーター・テクトグレンも、ペインやヒポクリシーといったバンドで活動するだけではなく、アモン・アマースやディム・ボガー、サバトン、チルドレン・オブ・ボドムやクレイドル・オブ・フィルスといったアーティストを手掛けるメタル・プロデューサーとしても活動しており、その手腕は大きく評価されているアーティストだ。

機械的重低音と共に荘厳でありながら激しいサウンド・エフェクトを多用しながら展開していき、そこにあの特徴的なティルのヴォーカル・ワークが展開するこの作品は、ラムシュタインやペイン／ヒポクリシー好きにはたまらない音像が全編を通して繰り広げられている。また、ラムシュタインではドイツ語で歌うというこだわりのもと活動しているのだが、今プロジェクトでは、英語詩で歌われているのも特筆すべき点だろう。

■作品紹介
リンデマン / 『スキルズ・イン・ピルズ』
2015年6月24日発売　WPCR-16450
輸入盤国内仕様

1. Skills In Pills / スキルズ・イン・ピルズ
2. Ladyboy / レディボーイ
3. Fat / ファット
4. Fish On / フィッシュ・オン
5. Children Of The Sun / チルドレン・オブ・ザ・サン
6. Home Sweet Home / ホーム・スイート・ホーム
7. Cowboy / カウボーイ
8. Golden Shower / ゴールデン・シャワー
9. Yukon / ユーコン
10. Praise Abort / プレイズ・アボート