２月に入って、いよいよ２００６年の本格的な稼動をスタートしたマドンナ。
ロサンジェルスではグラミー賞でのオープニング・パフォーマンス、ロンドンではBRIT AWARDでの受賞とプレゼンター業務と、早くも大西洋をまたにかけて、スーパースターならではの活動を見せています。そんな彼女の最新シングル「ソーリー」のプロモーション・ビデオ制作裏話を少々。
「ハング・アップ」が、ラジオのエアプレイでもテレビでの放送でも２００５年度ナンバーワンとも思えるような成功を収めた為、セカンド・シングルのビデオの内容は、満場一致で「ハング・アップ」続編的な内容で、さらにゴージャス＆アグレッシヴなものにしようと決まったそうです。
そして、ビデオに出てくる豪華な車：バンについては次のようなエピソードが。
今回のビデオでは、マドンナは紫のレオタードに身を包み、更にゴージャス＆クール。ローラースケートで走り回ったり、格闘技で使われるような金網の中でのパフォーマンスしたりしてます。このビデオでは、マドンナや他のダンサーたちが、豪華でラグジュアリーな車：バンの中でパフォーマンスするシーンが有りますが、このバンは、ビデオ撮影用の改造車だそうで、改造費用は21,000ポンド（日本円で、約520万円位）とのこと。
イギリスのPONTYPRIDDという所の、とある自動車関係の会社に、ある日突然、
「この古い白いバンを、動く７０年代のナイトクラブのような車に改造してくれ。 ピンクのネオン・ライトをつけて、ディスコにあるようなミラー・ボールも付けてくれ」
というオファーがきたそうです。
このオファーを受けたこの会社の担当者は、最初、冗談を言われているのか？？」と思ったそうです。が、しばらくしてから、依頼主が実はマドンナで、その改造した車を、ビデオ撮影に使う予定を知り納得。
会社の整備部門の総力をあげてバンの改造に取り組み、「ソーリー」のビデオ撮影に間に合わせたのだそうです。