Maria Callasマリア・カラス
Discography
La Divina Maria Callas (Best of 2CD) / ラ・ディヴィーナ (ベスト・オブ・スタジオ&ライヴ:輸入盤)【輸入盤】
La Divina Maria Callas (Best of 2CD) / ラ・ディヴィーナ (ベスト・オブ・スタジオ&ライヴ:輸入盤)【輸入盤】
2023.10.20 発売/5419.766491
マリア・カラス生誕100年! カラスの名唱による2CDベスト盤
マリア・カラス生誕100年、最後のオペラ公演から約60年、そして亡くなって45年以上経った今でも、マリア・カラスはオペラの歴史に欠かせない存在です。音楽的な完全性と劇的な真実性をおそらく前例のないほど重視し、19世紀初頭のベルカント・レパートリーに対する認識を一変させ、オペラの歴史を変えたと言われるマリア・カラス。プリマドンナ・アッソルータとして知られる彼女は、最高の芸術家として、また女性として、そしてスタイルの象徴として魅了し続けています。彼女の解釈は、その音楽的な完全性だけでなく、ドラマティックな真実のための説得力を持ち、並外れた音域とそのフレーズに対する絶対的なセンスはカリスマ的なものといえましょう。彼女はオペラのヒロインたちに生き生きとした命を吹き込み、魔法のように音色を整え、色付けし、リブレットのテキストを洞察的見事に読み込んだ歌唱で、現在においても魅了してやみません。
このアルバムでは、彼女のユニークな声と悲劇のヒロインの心憎い描写を披露した、オペラを代表する名曲のきらびやかなセレクションです。CD1はスタジオ録音音源から、CD2はライヴ録音音源から、名歌唱を選りすぐった2枚組です。
全てオリジナル・マスターテープより、2014年、2017年リマスター音源を使用。
※ こちらの輸入盤のブックレットにはマリア・カラスについての解説のみ(欧文のみ)となり、歌詞・対訳は掲載されておりません。2CDデジパック仕様。
【収録予定曲】
《CD1:スタジオ録音より》
1) ベッリーニ:歌劇『ノルマ』~「清らかな女神よ」(1960年録音)
[演奏]ミラノ・スカラ座合唱団、管弦楽団、トゥリオ・セラフィン(指揮)
2) ビゼー:歌劇『カルメン』~「恋は野の鳥」(ハバネラ)(1964年録音)
[演奏]ルネ・デュクロ合唱団、パリ国立歌劇場管弦楽団、
ジョルジュ・プレートル(指揮)
3) ロッシーニ:歌劇『チェネレントラ』
~「悲しみと涙のうちに生まれて…もうとりみだしません」(1964年録音)
[演奏]パリ音楽院管弦楽団、ニコラ・レッシーニョ(指揮)
4) プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』~「ある晴れた日に」(1954年録音)
[演奏]フィルハーモニア管弦楽団、トゥリオ・セラフィン(指揮)
5) プッチーニ:歌劇『ボエーム』~「私の名はミミ」(1954年録音)
[演奏]フィルハーモニア管弦楽団、トゥリオ・セラフィン(指揮)
6) プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』~「私のお父さん」(1954年録音)
[演奏]フィルハーモニア管弦楽団、トゥリオ・セラフィン(指揮)
7-10) ヴェルディ:歌劇『椿姫』(1953年録音)
~「ああ、多分、あの方なのよ」「どうかしてる!どうかしてる!」
「いつも自由で、快楽から快楽」「さようなら、過ぎ去った日よ」
[演奏]フランチェスコ・アルバネーゼ(テノール)、トリノRAI交響楽団、
ガブリエーレ・サンティーニ(指揮)
11) ベッリーニ:歌劇『夢遊病の女』~「ああ、信じられない」(1957年録音)
[演奏]ニコラ・モンティ(テノール)、ミラノ・スカラ座管弦楽団、
アントニーノ・ヴォットー(指揮)
12) プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』~「この宮殿の中で」(1954年録音)
[演奏]フィルハーモニア管弦楽団、トゥリオ・セラフィン(指揮)
13) ヴェルディ:歌劇『シチリア島の夕べの祈り』
~「ありがとう、愛する友よ」(1954年録音)
[演奏]フィルハーモニア管弦楽団、トゥリオ・セラフィン(指揮)
14) ポンキエッリ:歌劇『ジョコンダ』~「自殺!」(1959年録音)
[演奏]ミラノ・スカラ座管弦楽団、アントニーノ・ヴォットー(指揮)
15) ヴェルディ:歌劇『運命の力』~「神よ、平和を与えたまえ!」(1954年録音)
[演奏]ミラノ・スカラ座管弦楽団、トゥリオ・セラフィン(指揮)
16) ヴェルディ:歌劇『マクベス』~「ここに、まだしみがある」(1958年録音)
[演奏]フィルハーモニア管弦楽団、ニコラ・レッシーニョ(指揮)
17) ドニゼッティ:歌劇『ランメルモールのルチア』
~「あの方は、この上もなく燃える情熱に」(1959年録音)
[演奏]マルグレータ・エルキンス(メゾ・ソプラノ)、
フィルハーモニア管弦楽団、トゥリオ・セラフィン(指揮)
《CD2:ライヴ録音より》
1) プッチーニ:歌劇『ジャンニ・スキッキ』~「私のお父さん」(1963年パリ録音)
[演奏]フランス放送国立管弦楽団、ジョルジュ・プレートル(指揮)
2) ヴェルディ:歌劇『トロヴァトーレ』
~「恋はバラ色の翼に乗って」(1957年アテネ録音)
[演奏]アテネ・フェスティヴァル管弦楽団、
アントニーノ・ヴォットー(指揮)(アテネ、1957年)
3) プッチーニ:歌劇『トスカ』~「歌に生き、愛に生き」(1958年パリ録音)
[演奏]ティト・ゴッビ(バリトン)、パリ・オペラ国立歌劇場管弦楽団、
ジョルジュ・セバスティアン(指揮)
4) ビゼー:歌劇『カルメン』
~セギディリャ「セビリャのとりでのほとり」(1962年ロンドン録音)
[演奏]コヴェント・ガーデン・ロイヤル・オペラ管弦楽団、
ジョルジュ・プレートル(指揮)
5) ドリーブ:歌劇『ラクメ』
~鐘の歌:「若いインド娘はどこへ」(1954年トリノ録音)
[演奏]RAIローマ交響楽団、オリヴィエロ・デ・ファブリティース(指揮)
6) ロッシーニ:歌劇『セビリャの理髪師』
~「今の声は」(1959年ハンブルク録音)
[演奏]北ドイツ放送交響楽団、ニコラ・レッシーニョ(指揮)
7) ヴェルディ:歌劇『仮面舞踏会』(1957年ミラノ録音)
~「私は死んで参りましょう。でも、その前にこの願いを」
[演奏]ミラノ・スカラ座管弦楽団、ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)
8) ドニゼッティ:歌劇『ポリウート』~「甘い感動の涙が」(1960年ミラノ録音)
[演奏]ミラノ・スカラ座管弦楽団、アントニーノ・ヴォットー(指揮)
9) ヴェルディ:歌劇『リゴレット』(1952年メキシコ録音)
~「グァルティエ・マルデ~いとしいみ名をきいただけでも(慕わしきみ名)」
[演奏]カルロス・サガルミナーガ(テノール)、
アルベルト・ヘレーラ(バリトン)、フランシスコ・アロンソ(バス)、
メキシコ・シティ・ベラス・アルテス劇場管弦楽団、
ウンベルト・ムニャーイ(指揮)
10) ドニゼッティ:歌劇『アンナ・ボレーナ』
~「邪悪な二人よ、だが最後の復讐の言葉は」(1957年ミラノ録音)
[演奏]ガブリエラ・カルトゥラン(メゾ・ソプラノ)、
ジャンニ・ライモンディ(テノール)、プリニオ・クラバッシ(バス)、
ミラノ・スカラ座合唱団、管弦楽団、
ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ(指揮)
11) シャルパンティエ:歌劇『ルイーズ』~「その日から」(1954年サンレモ録音)
[演奏]RAIローマ交響楽団、アルフレード・シモネット(指揮)
12) ロッシーニ:歌劇『セミラーミデ』~「麗しい光が.」(1956年ミラノ録音)
[演奏]RAIミラノ交響楽団、合唱団、アルフレード・シモネット(指揮)
13) ワーグナー:歌劇『トリスタンとイゾルデ』(1957年アテネ録音)
~「おだやかに、静かに」(イゾルデの愛の死)(イタリア語歌唱)
[演奏]アテネ・フェスティヴァル管弦楽団、アントニーノ・ヴォットー(指揮)
14) ヴェルディ:歌劇『シチリア島の夕べの祈り』
~「アッリーゴ!ああ、心に語れ」(1951年フィレンツェ録音)
[演奏]フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、エーリヒ・クライバー(指揮)
15-16) ベッリーニ:歌劇『海賊』(1959年ニューヨーク録音)
~「突然、私の夫が私の前に現われて…不幸な女、私は空しい愛情に」
[演奏]レジーナ・サーファティ(メゾ・ソプラノ)、
グレイド・ピーターソン(テノール)、
ピエール・ミランダ・フェラーロ(テノール)、
アメリカ・オペラ協会管弦楽団、合唱団、ニコラ・レッシーニョ(指揮)
17) マスネ:歌劇『マノン』
~「さようなら、私たちの小さなテーブルよ」(1963年パリ録音)
[演奏]フランス放送国立管弦楽団、ジョルジュ・プレートル(指揮)