Matt Biancoマット・ビアンコ

Profile

80年代前半、イギリスを席巻したムーブメント、ファンカ・ラ・ティーナの流れを汲む「ブルー・ロンド・ア・ラ・ターク」のメンバーが母体となり、マーク・ライリーを中心に、ダニー・ホワイト、そして女性ヴォーカル・ブームの先駆けとなったバーシアの3人組として、1984年にイギリスでデビュー。ファースト・アルバム『探偵物語』のタイトル・チューンが大ヒットし、一躍メジャー・シーンへ躍り出る。その後マーク・ライリーと共にヴォーカルを担当していたバーシアとキーボードのダニー・ホワイトが脱退。代わりにイギリスを中心にセッション・ミュージシャンとして活躍していた「ブルー・ロンド・ア・ラ・ターク」時代の仲間、マーク・フィシャーを新たな相棒として迎え、2ndアルバム『マット・ビアンコ』(86年)からはこの2人のユニットとして生まれ変わり、『インディゴ』(88年)、『サンバ・イン・ユア・カーサ』(91年)と、安定したリリースをつづける。ワーナーとの契約が切れてからも、『アナザー・タイム・アナザー・プレイス』 (93年)、『グラン・ヴィア』(95年)とヒット作を連発、ここ日本では未だに絶大な人気を誇る。そして2003年、ダニーがマーク・ライリーのスタジオに遊びに来たのをきっかけにバーシアを加えたオリジナル・メンバーで復活し、アルバム『マッツ・ムード』をしたことは記憶に新しい。

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