Natalie Merchantナタリー・マーチャント

Profile

1980年にバンド「10,000マニアックス」に参加、インディペンデントでアルバムをリリース、ツアーなど精力的に活動し1985年にメジャー・レーベル「エレクトラ」と契約を結ぶ。カレッジ・チャートから強力なサポートを受け次第にアメリカ音楽シーンで最も重要なバンドへと成長していく。メジャー6作目となる『MTVアンプラグド』(1993年発表)に収録されたブルース・スプリングスティーンの作品でパティ・スミスの歌で知られる“ビコーズ・ザ・ナイト”が大ヒットするが、このアルバムを最後にナタリーがバンドを脱退する。 1995年に初のソロ・アルバム『タイガーリリー』を発売、このアルバムから"ワンダー""カーニヴァル"などが全米で大ヒットし、アルバムはトリプル・プラチナを記録する。その後1998年にソロ2作目となる『オフィーリア』を発売。この年、女性だけでオーガナイズされたフェスティバル「リリス・フェア」ではメイン・アクトとして全米をまわる。翌年の1999年3月、遂に初来日公演が実現し、来日を心待ちにしていたファンの前で18曲をパフォーマンス、多くの人をやさしい歌声で魅了した。その半年後にはNYでのナタリーの人柄がストレートに伝わる素晴らしい内容のライヴを綴じ込めた『ライヴ・イン・コンサート』を発売。

2001年、『マザーランド』が発売となるナタリー。プロデューサーはロイ・オービソン、エルヴィス・コステロ、ウォールフラワーズなどロックの良心的作品を世にたくさん送り出してきた敏腕プロデューサーとして知られるT ボーン・バーネット。彼自身ボブ・ディラン、ジャクソン・ブラウンなどのアルバムでピアノやギターで参加したり、ソロ・アルバムを発売したことのある一流ミュージシャンでもある。

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