大野和士

Profile

大野和士 (Kazushi ONO)

1987年、アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクールで第1位を受賞。
1988年、ザグレブ・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任、
1990年~1996年まで同楽団音楽監督兼首席指揮者を務めた。
1992年にはザグレブ・フィル日本ツアーで大成功を収める。
1996年9月、バーデン州立歌劇場カールスルーエ音楽総監督 (GMD) に就任。

ボストン交響楽団、シアトル交響楽団、北ドイツ放送交響楽団、フランクフルト放送交響楽団、BBC交響楽団、
リヨン管弦楽団、フィンランド放送交響楽団、イェーテボリ交響楽団など世界中で一流オーケストラに多数客演している。

日本においては、東京都交響楽団指揮者 (1990~1992年) を経て、
東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者 (1992年~1999年) に就任。
東京フィルではオペラ・コンチェルタンテ・シリーズを自らプロデュースし、
日本では演奏される機会が少ない作品を一貫して取り上げ、1995年文化庁芸術祭大賞を受賞した。
現在東京フィルハーモニー交響楽団桂冠指揮者。

1999年ベルギー王立歌劇場(通称:モネ劇場)のガラ・コンサートを指揮して、楽員、聴衆の圧倒的支持を受け、
アントニオ・パッパーノの後任として2002年9月からはベルギー王立歌劇場収め音楽監督に就任。
幕開け公演となった「エレクトラ」は“ベルギーの奇跡”とも呼ばれるセンセーショナルな大成功を収める。

1989年度 松村賞受賞/1992年度
文化庁芸術選奨文部大臣新人賞受賞/1993年
第1回渡邉暁雄音楽基金音楽賞受賞/1997年
第7回出光音楽大賞受賞/1999年
クロアチア共和国文化勲章受賞/2002年
第1回斎藤秀雄メモリアル基金賞受賞

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