パーヴォ・ベルグルンド生誕95年 EMIクラシックス & フィンランディア・レーベルへの全ての録音を収録した、 特に北欧の作品の深い感銘と味わいに満ちた名演BOX

ベルグルンドのディスコグラフィ・シリーズ 天才ピアニスト、オグドンとの共演による協奏曲コレクション。1971-1976年録音。

ベルグルンドの優れた得意な音楽ながら、注目される機会に恵まれていないフランク作品。「交響曲」と、アルゼンチン出身のケルセンバウムと共演の「交響的変奏曲」の組み合わせ。1975-1976年録音。

アーサー・ブリスの「ゴーバルズの奇跡」（ゴーバルズはグラスゴーの労働者階級の地区名）は陰鬱で暴力的、ブリス作品中最も激しい作品。後期の作、チェロ協奏曲（1970年、ロストロポーヴィチのソロ、オールドバラ音楽祭で初演）はアルト・ノラス（チェロ）との共演、1976年録音。  

ベルグルンドは交響曲録音以外にも、トルトゥリエやオルティスとともにショスタコーヴィチの協奏曲作品も録音を残している。ピアノ・ソロの「３つの幻想舞曲」も収録、1973-1975年録音。

ベルグルンドが得意としたロシア音楽作品、1975年録音。

ロマン派音楽を代表しチェコ国民楽派の父とされ、民衆音楽の作品のモチーフとして多数盛り込んだ傑作の「わが祖国」。チェコ共和国の大河、から名づけられた「モルダウ」で知られる。1978年録音。

日本にも大変シンパシーの高い《スメタナ「わが祖国」》からの名曲“モルダウ” パーヴォ・ベルグルンド（指揮）ドレンスデン国立管弦楽団の名演からのシングルカット

ショスタコーヴィチの交響曲作品中、認知度の高い3曲。作曲家の真髄ともいうべき陰鬱と陽気が入れ替わり、時には皮肉さを見せ、華やかさと軍隊調が現れる。ロシア音楽を得意としたベルグルンドはボーンマスSOとの録音を通じて、西洋では当時まだ知られずにいたショスタコーヴィチ作品を紹介する存在として注目されることとなった。1975-1978年録音。

シベリウス音楽のスペシャリストと知られ、全交響曲の録音を3度も手掛けたベルグルンドは初めて収録した作品は「第7番」。シベリウス後期の管弦楽作品との組み合わせ。1972-1975年録音。

北欧系の音楽を得意としたベルグルンドのスカンディナヴィア地域の作曲家の作品集。1973-1974年録音。

ベルグルンドのディスコグラフィ・シリーズ ロシア系音楽の真のスペシャリストとして、ショスタコーヴィチの交響曲作品中でも印象的な2曲を演奏、炎のような録音をボーンマスSOと行った。1974-1975年録音。