Emmanuel Pahudエマニュエル・パユ

Discography

Mozart & Flute in Paris / モーツァルト & フルート・イン・パリ【輸入盤】

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Mozart & Flute in Paris / モーツァルト & フルート・イン・パリ【輸入盤】

  • ALBUM
  • CD
  • 輸入盤

2021.07.09 発売9029.673932

エマニュエル・パユとレ・ヴァン・フランセらとの共演による、19世紀後半のフランス作品とモーツァルトの協奏曲との関連性を解いたパユのこだわりのアルバムが完成。パユの精緻な演奏によって、透明でリリカルな美感を現わして、精緻極まりない造形や抽象美まで暗示するクールな美感!
 
【収録予定曲】
《CD1》

1: フィリップ・エルサン:ドリームタイム
2: サン=サーンス:ロマンス Op.37
3: サン=サーンス:オドレット(叙情小詩) Op.162
4: シャミナード:フルートと管弦楽のためのコンチェルティーノOp.107
5-7: プーランク:フルート・ソナタ FP.164(バークリー管弦楽伴奏編曲版)
8: フォーレ:幻想曲 Op.79(オーベール管弦楽伴奏編曲版)
9: サン=サーンス:タランテラ Op.6
《CD2》
モーツァルト:
1-3: 管楽((フルート、オーボエ、ホルン、バスーン)のための
     協奏交響曲 変ホ長調K.297b
       (ロバート・レヴィンによる復元版ベーレンライター・エディション)
4-6: フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299(カデンツァ:ニーノ・ロータ)

【演奏】
エマニュエル・パユ(フルート:All Tracks)

ポール・メイエ(クラリネット:CD1/Tr9)
ジルベール・オダン(バソン:CD2/Tr1-3)
ラドヴァン・ヴラトコヴィチ(ホルン:CD2/Tr1-3)
アンネレーン・レナエルツ(ハープ:CD2/Tr4-6)
フランソワ・ルルー(指揮:All Tracks/オーボエ:CD2/Tr1-3)
パリ室内管弦楽団

【録音】
2020年11月2-4日(CD1)/2021年1月4-6日(CD2)
フィラルモニ・ド・パリ

 この2枚組アルバム「モーツァルト & フルート・イン・パリ」は、9つの魅惑的な作品を集めたもので、すべてパリを起源とした独奏フルートを伴うものです。「このアルバムの作品は、フルートのさまざまな黄金時代を表しています」とパユは言います。ここで一番古いものは1778年にモーツァルトがパリへの3回目で最後の訪問で書いた、2つの協奏的作品です。当時のフルートは、貴族やブルジョアのためのファッショナブルな楽器でした。フランスはルイ14世と彼の宮廷作曲家ジャン=バティスト・リュリの時代からフルートと特別な関係を築いてきました。 19世紀後半、フルート奏者のポール・タファネル(1844-1908)は著名な人物となり、彼の演奏の技術またその洗練さは有名になりました。1893年からパリ音楽院でフルートの教授を務めた彼は、フルートのフランス楽派の創始者であり、20世紀におけるフルートの演奏指導において主流となる教本を上梓しました。エマニュエル・パユと、フランソワ・ルルーは、その時代のパリ音楽院を研究し、プログラムを組み立てました。それらの成果はまずCD1に収録されています。
 CD1の最初の曲は2014年作曲の『エルサン:ドリームタイム』は、オーストラリアのアボリジニ文化の創造物語を想起させる大胆な作品から始まりますが、そこからさかのぼり、2021年の没100年としてサン=サーンスの作品を3曲、そしてシャミナード、プーランク、フォーレらの曲を収録し、フランス音楽シーンに息づく“粋”をアルバムに仕立て上げたもの。プーランクとフォーレの作品では、管弦楽伴奏編曲版で演奏されます。オーボエ奏者のフランソワ・ルルーは近年では指揮者としても活躍しており、ここではフランス・タッチでの美しさでパユとともに見事に表現しています。
 CD2では、モーツァルトが1778年にパリに滞在していた時に作曲した2つの協奏作品を収録しています。レ・ヴァン・フランセの2018年に発売したアルバム「コンチェルタンテ!」にも《協奏交響曲K.297b》は収録されていましたが、その時はオーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンのための版によって演奏されていたためパユは参加していませんでしたが、今回はモーツァルトが元々フルート、オーボエ、ファゴット、ホルンのために書かれていたというロバート・レヴィンによる復元版によって演奏されているので、パユ・ファンにはうれしい録音となっています。もちろん、ジルベール・オダン、ラドヴァン・ヴラトコヴィチ、フランソワ・ルルーとの、レ・ヴァン・フランセにとって各自のソロ及び指揮活動、そして室内楽や音楽祭から得た経験を最大限に活かし、個々の芸術を更に発展することの出来る、最も刺激的な演奏となっています。『フルートとハープのための協奏曲』は、1996年アバド&ベルリン・フィルとの録音以来の再録音。今回はウィーン・フィルの首席ハーピストのアンネレーン・レナエルツとの共演となります。ここに収録された全てのパユのフルート演奏は個性的で、可憐なメロディーと清らかなフランスの抒情性の魅力が表出されています。
 
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