ウィーン・フィル首席ハープ奏者アンネレーン・レナエルツによるニーノ・ロータ作品。 エマニュエル・パユも参加！ 《アンネレーン・レナエルツ》は、1987年ベルギー生まれ。2008年からブリュッセルとパリの音楽院でハープを学び、23ものコンクールで様々な賞を受賞。その中にはハープ奏者にとって最高の栄誉である「リリー・ラスキーヌ国際ハープ・コンクール」でのグランプリ（最高賞）も含まれています。その後様々なヨーロッパ中のオーケストラと共演。2010年12月からは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席ハープ奏者を務めています。すでに2枚のアルバムを発売していますが、今回は映画音楽の巨匠ニーノ・ロータの作品を演奏。ニーノ・ロータは、映画音楽ばかりでなくクラシック音楽の分野での人気ももちろん高く、どちらの分野でも素晴らしい音楽を書いています。 1947年作曲の「ハープ協奏曲」は一聴自然でわかりやすいメロディですが、実際はハーピストにとっては非常にテクニックを要する作品。ニーノ・ロータ独自の作風ですが、そこにはなんとなく懐かしさが感じられるものです。1937年の初期の作品である「フルートとハープのためのソナタ」では、フルートのエマニュエル・パユが参加。内面的な対比により哀愁、憂鬱、新しい生命感が吹き込まれ、まさに映像を必要としない物語といえましょう。  

フルート1本で描かれる、豊潤な音のタペストリー パユ渾身のソロ・アルバム。  

《フルート1本で描かれる、豊潤な音のタペストリー ～ パユ渾身のソロ・アルバム》  

ドビュッシー　没後100年記念、名手たちによる室内楽作品集！

パユが長年温め続けてきた企画、ついに実現！ トレヴァー・ピノックらとともにモダン楽器でアプローチする、C.P.E.バッハの作品群。

最高の技巧、輝くばかりの音色！ハイドン、そして弟のミヒャエル、またハイドン作とされながらも実際はレオポルド・ホフマン作と言われる作品を並べた名演！初回発売時、レコード芸術誌「特選」。（1998年作品）

パユとベルリン・フィルの弦楽セクション・メンバーを中心に構成された “ベルリン・バロック・ゾリステン” による、テレマンの知られざる名曲集。初回発売時、レコード芸術誌「特選」。（2002年作品）

エリック・ルサージュをピアノに迎え録音したフルート・ソナタ集。フランクの最高傑作《ヴァイオリン・ソナタ》のフルート・ヴァージョンも収録！（2004年作品）

パユがポール・メイエ、そしてル・サージュとともに奏でる、極上の室内楽曲集！（2005年作品）