2026年1月にrockin'on sonic 2026への出演も決定しているペット・ショップ・ボーイズ。海外では11月21日にリリースされる、彼らのリミックス音源をまとめた「ディスコ」シリーズの最新作となる「ディスコ５」が、日本盤となって12月17日に発売されることが決定した。また、彼らが1986年から2012年の間にパーロフォンよりリリースしてきたスタジオ・アルバム11作品も、同じく12月17日に再発売されることとなった。





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全12曲を収録したこの『ディスコ５』には、ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズやプライマル・スクリーム、ポール・ウェラーやティナ・ターナー、クラップトーンやヴォルフガング・ティルマンスといったアーティストの楽曲のペット・ショップ・ボーイズによるリミックス音源や、オリー・アレクサンダーをフィーチャーした彼ら自身の楽曲「ドリームランド」のリミックスが収録されている。また今作には、ペット・ショップ・ボーイズがプロデュースし、2008年にドイツのレーベルKompaktからリリースされていた、サム・テイラー＝ジョンソンの「アイム・イン・ラヴ・ウィズ・ア・ジャーマン・フィルム・スター」や、90年代初頭にペット・ショップ・ボーイズがアレンジとプロデュースを行い、ヒット映画『クライング・ゲーム』のサウンドトラックに提供していたキャロル・トンプソンの「レット・ザ・ミュージック・プレイ」なども収録、さらにスリーフォード・モッズがカバーした名曲「ウェスト・エンド・ガールズ」のペット・ショップ・ボーイズ・リミックスや、ソフト・セルとのコラボレーション楽曲「パープル・ゾーン」も収録されている。

時代の「音」を作るポップスの錬金術師＝ペット・ショップ・ボーイズによるリミックス・アルバム「ディスコ」シリーズ。最初の3枚の「ディスコ」アルバムは、主に他のプロデューサーやDJによるペット・ショップ・ボーイズのトラックのリミックスをフィーチャーしており、1986年に「ディスコ」がリリースされ、続いて1994年に「ディスコ2」、2003年に「ディスコ3」がリリースされている。その後、2007年にリリースされた「DISCO 4」には、マドンナやザ・キラーズなど、他のアーティストのペット・ショップ・ボーイズによるリミックス音源が収録されていた。


Photo by Eva Pentel