イタリア・オペラで頭角を現し、アーティストとして頂点を極めたドミンゴは後年ワーグナーを作品を取り上げ成功を収めている。パッパーノ指揮の「トリスタン」（ニーナ・シュティンメと共演）、デボラ・ヴォイトと共演した「ジークフリート」や「トリスタン」の愛の二重唱集、ナタリー・デセイやヴィオレッタ・ウルマーナと共演したパッパーノ指揮の「指環」からのシーン、バレンボイム指揮の「ワルキューレ」第1幕などを収録、1989-2005年録音。 38トラック／ 約3時間収録

偉大なテノール、ドミンゴはキャリアの最初期からヴェルディ作品で名を成していた。ラダメス（アイーダ）、ドン・アルヴァ―ロ（運命の力）、オテッロ（オテッロ）、ドン・カルロ（ドン・カルロ）、エルナーニ（エルナーニ）などの当たり役のアリア集。共演者としてカバリェ、フレーニ、リッチャレッリ、ライモンディ、ムーティ、ジュリーニ、マゼール、レヴァインたちとの収録音源、1970-1986年録音。

1970年代以来、テノールの大スターとして活躍するドミンゴのイタリア・オペラでの中心の一つであるプッチーニ作品（カヴァラドッシ役、デ・グリュー役など）のアリア集、スコットやカバリエとの共演も収録、1971-1988年録音。