Quatuor Ebeneエベーヌ弦楽四重奏団
Discography
Schubert:String Quintet - Lieder / シューベルト:弦楽五重奏曲D.956&歌曲
Schubert:String Quintet - Lieder / シューベルト:弦楽五重奏曲D.956&歌曲
2016.05.25 発売¥2,860(税込)/WPCS-13397
気鋭のクァルテット、エベーヌ弦楽四重奏団!
新世代の注目のチェリスト/ゴーティエ・カピュソン(チェロ)、流麗な歌声と深い楽曲解釈で世界を代表するバリトン歌手/マティアス・ゲルネとともに織りなす、心に響くシューベルト作品集!
新世代の注目のチェリスト/ゴーティエ・カピュソン(チェロ)、流麗な歌声と深い楽曲解釈で世界を代表するバリトン歌手/マティアス・ゲルネとともに織りなす、心に響くシューベルト作品集!
- バリトン歌手として、世界各地のオペラ・ハウスで活躍するほか、2014年にシューベルト歌曲を集めた「シューベルト・エディション」(フランス・ハルモニア・ムンディ、全9タイトル)を完成させ、録音の評価も高いマティアス・ゲルネ、気鋭のチェリスト/ゴーティエ・カピュソンが参加!実力はもちろん、楽曲解釈や表現力でも音楽ファンをとりこにする3組のアーティストが揃い、シューベルトの世界を表現する。
- 「弦楽五重奏曲」は、通常の「弦楽四重奏(ヴァイオリン×2、ヴィオラ、チェロ)」にヴィオラもしくはチェロが加えられる演奏を行う。シューベルトは、2人のチェロ奏者を配する「五重奏曲」を作曲。ここに収録される曲は、シューベルトの最晩年に作られた作品であり、室内楽では異例の、演奏時間が約50分、という大作だ。
- 「歌曲の王」として知られるシューベルト。31歳で亡くなった早逝の作曲家だが、有名な「未完成」や「ザ・グレイト」といった交響曲、ピアノ五重奏曲「ます」、「楽興の時」をはじめとするピアノ作品などとともに、生涯で600曲もの歌曲を作曲している。
ここに収録されている5曲中3曲は、シューベルトが20歳の時に作曲した短調の調性をもつ、メランコリックな曲たち。また「ギリシャの神々」は1819年作で、再びシラーの詩にインスパイアされて作った曲であり、もう1曲の「愛らしい星」は、三大歌曲集のうちのひとつ『美しき水車小屋の乙女』を完成させた2年後(1825年)の作品となっている。 - 歌曲について、このアルバムではエベーヌ弦楽四重奏団がコントラバスのローレーヌ・デュランテルとともに伴奏を担当。このアレンジは、エベーヌ弦楽四重奏団のチェリスト/ラファエル・メルランの手によるもの。
- [歌曲と器楽曲との関連]・・・短命ではあったが、これだけ多くの作品をものしたシューベルト。歌曲のメロディがのちに「弦楽四重奏曲」のメロディとしても活躍している。
ここに収録されている歌曲で言えば、「死と乙女」は、弦楽四重奏曲第14番「死と乙女」の第2楽章へ、そして「ギリシャの神々」は、弦楽四重奏曲第13番「ロザムンデ」へと転化している。
M-1 弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956(作品163)第1楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ
M-2 弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956(作品163)第2楽章:アダージョ
M-3 弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956(作品163)第3楽章:スケルツォ.プレスト - トリオ.アンダンテ・ソステヌート
M-4 弦楽五重奏曲 ハ長調 D.956(作品163)第4楽章:アレグレット
M-5 ギリシャの神々 D.677
M-6 死と乙女 作品7-3 D.531
M-7 若者と死 D.545
M-8 アテュス D.585
M-9 愛らしい星 D.861
アーティスト
エベーヌ弦楽四重奏団:
ピエール・コロンベ(ヴァイオリン)
ガブリエル・ル・マガデュール(ヴァイオリン)
アドリアン・ボワソー(ヴィオラ)
ラファエル・メルラン(チェロ)
ゴーティエ・カピュソン(チェロ)-Tr.1-4
マティアス・ゲルネ(バリトン)-Tr.5-9
ローレーヌ・デュランテル(コントラバス)-Tr.5-9
録音
五重奏曲:2015年9月26-28日、10月12日、パリ、サル・コロン
歌曲:2015年10月13日、パリ、サル・コロン
Apple Music Classical ではこちらのURLで配信中↓
https://classical.music.apple.com/jp/album/1095599763?l=ja-JP