ファリャの死去により未完のまま残された意欲的なカンタータ作品で、弟子であるアルフテルが1962年にスケッチから完成させた。さらに15年を隔てて初録音された傑作、1977年録音。

バレエ音楽シリーズ　 ピカソがサティの「パラード」初演から2年後の再びディアギレフから衣装と舞台装置デザインを依頼されて取り組んだスペインのファリャの音楽。18世紀グラナダの人間模様の物語による音楽はスペインのフォークロアを取り込んだ実験的な作品で、振り付けはマシーンが担当。デ・ロス・アンヘレスの歌唱を加えた不リューベック・デ・ブルゴス指揮の歴史的名録音。1963年録音。