RILO KILEYライロ・カイリー

Profile

知る人ぞ知る、オルタナ・カントリー・ロック・バンド、ライロ・カイリー。1998年にLAで結成されたこの4ピース・バンド/クァルテットは、全米インディ・ロック・シーン屈指のグループとして、『TAKE-OFFS AND LANDINGS』(2001)、『THE EXECUTION OF ALL THINGS』(2002)という2枚のフル・アルバムをリリース。単独の北米ツアーを何度も行っている実力派である。ヴォーカルのフロント・ウーマン:ジェニーは、子どもの頃、子役としてテレビ出演していたというキャリアの持ち主。が、ライロ・カイリーが奏でるサウンドは、確かな楽曲と演奏力に裏打ちされた、優れたポップ・ミュージックの要素を十分に含んだロックである。 もともとのスタイルはオルタナ・カントリーとかつて称されたタイプのサウンドではあったが、ネオアコ的な感覚も併せ持ち、かつ、アーシーで骨太で温かな、アメリカならではの雰囲気を持っている所も、バンドの懐の深さを感じさせてくれる。 現在では、それらの音楽的な要素を見事に融合・昇華させ、オルタナティヴを通過した、アコースティック主体の、見事なロック・アルバムを完成させた。
    ライロ・カイリー:パーソネル
  • ジェニー・ルイス(VO, G, KEY)
  • ブレイク・セネット(G, VO)
  • ピエール・ド・リーダー(B)
  • ジェイソン・ブーゼル(DR)

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