8/4にニュー・アルバム『ウィ・ウォーク・ディス・ロード』を発売したばかりのロバート・ランドルフ＆ザ・ファミリー・バンド。今回のアルバムにはベン・ハーパーやレオン・ラッセルなど素晴らしいゲストが多数参加していますが、これに関してロバートはこのように語っています。「今回のセッションに加わりたいと自分から申し出てくれた連中が大勢いて……だからロバート・ランドルフ＆ザ・ファミリー・バンドのセッション以上のものになったんだ。ある意味ちょっとしたイヴェントみたいな状態になってね。レオン・ラッセルなんて、ゲスト扱いされることすら気に入らないって風情だったよ（笑）。とにかくやって来て、俺たちが何やってるのか見たいって感じだったんだ。で、ふと気がつくと彼がピアノのそばに立ってて、『ねえ、この曲でピアノ弾いてもいいかな？』って言ってさ。勿論、ダメなわけがないだろ（笑）！って感じだったよ。ロビー・ロバートソンはちょうど俺たちが入ってたスタジオの上の階でレコーディングに入ってたんだけど、やって来て『ワーオ、ナンかずっとイカした音楽が聞こえてきててさ、気になってしょうがなかったんだよ。俺も入れてくれよ！』（笑）だって。それならこの曲とこの曲でやってみてくれない？　みたいなね。彼らが入ってくれたおかげで、俺たちは本当の意味でみんなに愛されるような、グレイトな音楽作品を作り上げることが出来たと思うんだ。俺にも、T・ボーンにも、そう語りかけてくれる何かがこの音楽にはある。俺はこのアルバムを心から誇りに思ってるよ」