SIR MALCOLM SERGENTサー・マルコム・サージェント

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Coleridge-Taylor: Hiawatha’s Wedding Feast, Op. 30 No. 1 / コールリッジ=テイラー:ハイアワサの婚礼Op.30-1

「ハイアワサの婚礼」というカンタータという名前は、一部の熱狂的なファンを除けば、今日の音楽愛好家にはあまり意味がないかもしれないが、作品とその作曲家が忘れ去られる前の第2次大戦まで、このすばらしい曲は英国で最も有名で頻繁に演奏される合唱曲の一つであったことを想像する必要がある。当時まだやや保守的だった英国の音楽界に、わずか23歳だったサミュエル・コールリッジ=テイラーが突如として登場し、ロングフェローが言葉にしたネイティブアメリカンの神話(ドヴォルザークが交響曲「新世界より」を書く際にインスピレーションを与えたと言われている詩)に触発されて作曲したこの作品でセンセーションを巻き起こした。第1部であるハイアワサの結婚披露宴は特に有名で、1930年にマルコム・サージェントの指揮で初めて録音された。この作品を特に好んでいた指揮者は、約30年後にフィルハーモニア管弦楽団の指揮者としてこの実験を繰り返し、新バージョンを制作した。このバージョンは、2025年作曲家の生誕150周年(8月15日)のために初めてデジタル化。1961年録音。

2025.08.08 配信/5021732944252

SIR MALCOLM SERGENT/サー・マルコム・サージェントThe Great Recordings / EMI録音集(ICON)【輸入盤】

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2014.04.21 発売/2564.634121

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イギリスの名指揮者、マルコム・サージェント[1895-1967]は、プロムスへの長年の貢献により、国民的人気を得ていました。もともとオルガニストで作曲家だったサージェントの指揮者デビューは1921年のプロムスのことで、以後、オーケストラの指揮と合唱指揮の分野で活躍して1947年にサーの称号を授与され、翌1948年から亡くなるまでの約20年間に渡ってプロムスの首席指揮者を務め、500回以上も指揮をしたことから、多くのイギリス国民に親しまれる存在となっていました。 サージェントの指揮ぶりは華麗なスタイルでしたが、実際の演奏の方は洗練された趣味の良いものが多く、このセットでも、ウィーン・フィルを指揮したシベリウスやロッシーニ、ロイヤル・フィルとの『英雄』『未完成』『わが祖国』『どこまでも馬鹿な男』、フィルハーモニア管弦楽団とのエニグマ変奏曲、タリス幻想曲、BBC交響楽団との『惑星』、シベリウス作品等々、かつてLP時代にはビーチャムやボールト、バルビローリと並んで人気を博していた演奏を多数収録しています。 また、サージェントは合唱にも強い指揮者で作曲家でもあったことから、合唱大作をよくとりあげており、得意の『メサイア』に至っては4度も録音(1927・1946・1959・1965)しているという徹底ぶりでした。ちなみに、当セットに収められた『メサイア』は、1946年に録音された2度目のもので、エベニーザー・プラウト編曲による珍しいヴァージョンを使用しています。 ここではほかに、ウォルトンの『ベルシャザールの饗宴』、エルガーの『ゲロンティアスの夢』、メンデルスゾーンの『エリヤ』といった合唱作品も収録して、サージェントの合唱作品での実力を楽しむことができます。 ほかに、ハーモニカの名手ラリー・アドラーと共演したヴォーン=ウィリアムズの「ハーモニカと弦楽のためのロマンス」や、サージェントがその普及に情熱を注いだアフリカ系イギリス人作曲家で、「アフリカのマーラー」とも称えられたサミュエル・コールリッジ=テイラーの『ハイアワサの婚礼の宴』などといった興味深いレパートリーが収録されているのもこのセットの価値を高めています。

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SIR MALCOLM SERGENT/サー・マルコム・サージェントSIBELIUS:ORCHESTRAL MUSIC / フィンランディア(シベリウス管弦楽曲集)

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2006.11.22 発売 ¥1,362(税込)/WPCS-50524

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サージェント最良の遺産の一つ。シベリウス作品が持つ英雄的、悲劇的要素を見事に描出。

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