Tai'Ayshaタイーシャ

Profile

いつも太陽のように明るくまわりを元気づける人。それが、この時代のホット・ガール、Tai'Aysha(タイーシャ)である。ボストン生まれでマイアミ在住の、ドミニカ共和国系シンガー・ソングライターであり、ダンサーのタイ-シャは、常に自信に満ちた自由な精神の持ち主だ。

R&B、ポップ、バチャータ、メレンゲ、レゲエ、ヒップホップなど様々なジャンルに影響を受け、ダンスフロアにぴったりのムードに昇華した音楽性を持ち、SNSで50万人以上のフォロワーを獲得。エンリケ・イグレシアス、セリーヌ・ディオン、ビヨンセ等の大物スターを輩出させたプロデューサーのスティーブ・モラレスを魅了させた彼女は、2021年に一連のシングルを通して、世に自分自身を知らせた。

「私の曲は皆を楽しくさせて、興奮させて、セクシーに感じさせるもの。世の中って、すぐ深刻になりがちだから、私がみんなをダンスさせるわ。」

子供の頃、歩けるようになると同時にダンスを始めたという、タイーシャ。ドミニカ人の母とカンボジア人の父の間で生まれた彼女は、本人曰くクレイジーなファミリー・パーティーで幼い頃からリズムを吸収していたそう。母親がバチャータなどのダンスを踊っているのを見ながら背中を追ってきた彼女は、常に将来に確信を持っていたと言う。家族の中で初の米国生まれだったタイーシャは、周りから「将来は何になりたい?お医者さんになるの?それとも弁護士?」と聞かれる度、迷いなく「私はスーパー・スターになるの」と答えたという。

どこに行っても注目を集めたタイーシャは高校卒業後、モデルとして活動。そして、花屋での仕事の合間に投稿していた彼女のダンス動画がインスタグラムで何十万人もの視聴者を集め、地元で話題となった。そんな彼女の才能に興味を抱きアプローチした、大物プロデューサーのスティーブ・モラレス。彼の見る目は確かだった。たった一回のセッション後、彼が設立したレコード会社、Icon Sound Musicとタイーシャの契約を結び、すぐさまレコーディングを進めた。その後間もなく、タイーシャはAtlantic Recordsと契約。そこから更に、モラレスは彼女をロサンゼルスに送り、レディー・ガガやジョン・レジェンド等のセレブリティのマネージャーを務めたトロイ・カーターの前で彼女に曲を披露させた。そして、タイーシャのスター性を無視できず、トロイはその場でタイーシャとの契約を結んだ。

ローリン・ヒル、リアーナといったアーティストにインスパイヤされたタイーシャは、彼女独自の熱くて魅惑的なスタイルを構築してきた。「少しずつだけど、私は何でもできる人なの」と自分自身を表す彼女は、「ダンスホール・レゲエとレゲトンが大好きだから、ヘビーな雰囲気のビートとポップの要素を組み合わせているわ。そうすると、強烈である同時に優雅でリズミカルなものが誕生するの」と語る。

これからの活躍が期待されるホット・ガール、タイ-シャに要注目だ。

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