カオティック・プログレッシヴとも言うべき混沌とした楽曲構成と壮絶なプレイヤビリティで確固たる人気を誇る、 オマー・ロドリゲス・ロペスとセドリック・ビクスラー・ザヴァラの二人からなる音楽集団、マーズ・ヴォルタ。
インプロヴィゼイションに満ちた圧巻の世界観を持つ彼らの、移籍第一弾となる最新作が遂に登場！

SUMMER SONIC 11でも、その凄まじいパフォーマンスで観客の度肝を抜きまっくってくれた彼らだが、 実はそのパフォーマンスで、既に新曲を披露していたのだ。
聞き覚えのない楽曲にも関わらず、数多く集まった観客を魅了していったのだが、 その楽曲達がいよいよ音源として正式に発表される事となるのだ。

今作に関して、オマーは「今度のアルバムは、俺達が今までにやってきた全てをよりシンプルな形で表現した作品になる」というコメントを残している。 その言葉通り、今作には13曲もの楽曲が収録される予定で、その全てがコンパクトな長さの曲になる、との事。 彼らの特徴の一つでもあった、スリリングかつ怒涛の曲展開を披露しながら突き進んでいく大作的楽曲はなくなり、 よりストレートに彼らの「音楽センス」を楽曲毎に表現していくものになるという。オマーとセドリックという二人の天才から放たれる、 想像を超えたサウンドスケープは、この最新作で私たちをどこに連れて行ってくれるのか…、期待に胸は膨らむばかりだ。