ルネサンス音楽シリーズ　 16世紀後半までイタリア、ネーデルランド、フランスといった革新的な潮流を被らなかったドイツの音楽界でも世俗的な音楽には注目するべき作品があるものの、ゼンフルやマフなどの除けば多くは作者が特定されないものが多い。その時代のドイツの作品を生き生きと表現したアルバム、1967年録音。

古楽アンサンブルのパイオニアであり、ピリオド楽器のコピー楽器を用いた最初の世代のアンサンブルによる15世紀全体に影響を与えた先駆者、デュファイの作品集。1973-1974年録音。  

12，13世紀のフランスの伝統をよみがえらせた中世音楽のパイオニアのアンサンブルによる演奏。 「ロンドン手稿」よりのサルタレットなど中世の名曲がちりばめられています。 1970～1974年録音。

オルフ以前の「カルミナ・ブラーナ」。 中世音楽を専門とするビンクレーが当時の手写本を解読・編纂した、中世音楽演奏史の上で、実に貴重なアルバム。