つい先週、自己最高記録となる全米チャート5位に躍り出ただけでなく、同チャートに18週連続ランクインしたことで、世界で再び話題となった、天才シンガー・ソングライター、トーンズ・アンド・アイ。女性アーティスト単独で制作し、作詞・作曲を手掛けた曲が同チャートのトップ5入りを果たすのは2012年に3位を記録したホイットニー・ヒューストンの代表曲「オールウェイズ・ラヴ・ユー」を作詞・作曲したドリー・パートン以来、約8年ぶりということで、歴史的な快挙を成し遂げた彼女が、早速さらなる新記録を樹立した。

先週までこの大ヒットシングル「ダンス・モンキー」はSpotifyグローバル・チャートで113日間1位となり、2017年の世界的ヒット曲、ポスト・マローン「ロック・スター feat. 21サヴェージ」とタイで歴代最長1位を記録していたが、遂に再び同チャート1位に君臨したことで、同チャート史上最も長い114日間1位を保持した楽曲となった。現在全会場ソールドアウトの全米ツアー中であるトーンズ・アンド・アイは、この歴史的記録を次々と更新していく大ヒット曲「ダンス・モンキー」について、「無理に音楽を作ろうと思ってないときに思いついた曲で、ほんの30分ほどで完成したの」と明かしている。全世界20億回以上の再生回数を突破しているこの楽曲が、わずか30分で作られたとはなんともびっくりなエピソードである。

オーストラリアの主要音楽チャートのARIAチャートでも、史上最長となった24週にわたり同チャートの1位をキープした「ダンス・モンキー」。同曲のミュージック・ビデオの再生回数は、現在6億8千回を突破している。
 
留まる所を知らない、一世を風靡する勢いでスターダムにのし上がるトーンズ・アンド・アイのさらなる飛躍に期待が膨らむばかりだ。

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