Ton Koopmanトン・コープマン

Discography

Bach: Organ Works, Vol. 8 & 9 (At the Organ of the Ottobeuren Abbey Basilica) / バッハ:オルガン作品集第8 & 9集(オットーボイレンの修道院聖堂のオルガン使用)

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Bach: Organ Works, Vol. 8 & 9 (At the Organ of the Ottobeuren Abbey Basilica) / バッハ:オルガン作品集第8 & 9集(オットーボイレンの修道院聖堂のオルガン使用)

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2022.05.20 配信5054197169526

コープマンのバッハ作品集シリーズ ドイツとオランダの美しいオルガン演奏の旅シリーズの今回は、「オルガン小曲集」とキルンベルガー・コレクションからのコラール・プレリュードを収録、オットーボイレン(ドイツ、バイエルン州)のスヴァビアン修道院内の向かい合った巨大2つのオルガンを使用。1998年録音。
【収録予定曲】
J.S.バッハ:
オルガン小曲集 BWV.599-644
コラール変奏曲『慈しみ深きイエスよ』BWV.768
パルティータ『おお罪人なるわれ、何をなすべきか』BWV.700
甘き喜びのうちに BWV.729 
われはわが財宝を神の御園にもつ BWV.707, 708
暁の星のいと美しきかな BWV.763
おお愛する魂よ、汝を飾れ BWV Anh.74
「汝明るき日なるキリスト」による様々なパルティータ BWV.766
最愛のイエス、われらここにあり BWV.706
イエス、わが信頼 BWV.728
ただ愛する神の摂理にまかす者 BWV.691, 690
アダムの罪によりすべては失われぬ BWV.705
「おお、汝正しくして善なる神よ」によるパルティータ BWV.767

【演奏】
トン・コープマン(オルガン)

【録音】
1998年
 

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器楽・室内楽・管弦楽・声楽と多岐にわたる分野でバッハ作品の見事な演奏を聴かせてきたトン・コープマンによるオルガン作品全集。 オルガンの名手でもあるコープマンは、1982年から83年にかけてまずアルヒーフ・レーベルでバッハのオルガン名曲集とトリオ・ソナタ集の2枚のアルバムを制作、その後、1986年から90年にかけてノヴァリス・レーベルで6枚のアルバムを制作していました。 これらアルヒーフ、ノヴァリスに続く3度目の挑戦としてテルデック・レーベルでスタートしたバッハのオルガン曲録音シリーズは、コープマンの願いが叶って全集プロジェクトとなったものでした。 コープマンは1980年代初頭からエラート・レーベルで様々なレコーディングをおこなっていましたが、エラートにはすでにマリー=クレール・アランによるバッハのオルガン曲全集があったため、コープマンの全集録音の可能性は低いものでした。しかしそのエラートが1992年にワーナー・ミュージックの傘下となったことから事態は展開局面を迎えることとなります。 ワーナー・ミュージックは1988年にテルデック・レーベルを傘下に収めていましたが、テルデック(テレフンケン)はバッハのカンタータ全集を1989年に完成させていたのにオルガン作品全集はまだなく、2000年のバッハ没後250年に間に合わせるべく、古楽部門の「ダス・アルテ・ヴェルク」で1994年にスタートし1999年に完成したのがこのオルガン作品シリーズ企画ということになります。 ドイツやオランダの教会のオルガンを用いて録音されたこの全集は、オルガン・コラールのもとになった合唱コラールをアムステルダム・バロック合唱団の歌唱で収録するなど凝った内容となっているのも特徴。コープマンの意気込みの伝わるような自在で迫力のある演奏を優秀な音質で楽しむことができます。

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