演奏：アムステルダム・バロック管弦楽団・合唱団
指揮：トン・コープマン
収録：オランダ　ユトレヒト　ピータース教会
ナールデン　大教会
ドゥースブルグ　元計量所のグランドカフェ


●ワーナークラシックからＣＤ「バッハ・カンタータ全集」のシリーズをリリースし好評を得た、オランダのオルガン奏者・チェンバロ奏者・指揮者、トン・コープマンによる鍵盤楽器演奏をしながらの指揮を見ることができる映像集です。バッハが作曲した当時はやっていたコーヒーを皮肉った有名な「コーヒー・カンタータ」等6つのカンタータが収録されており、1曲を除くそれぞれの曲の冒頭には、コープマンによる楽曲解説も収録されています。特に、バッハ・ファンには、大変興味深い内容となっています。

●トン・コープマンは、1944年にオランダに生まれ、オルガン、ハープシコード、音楽学を学びました。1979年にアムステルダム・バロック・オーケストラを設立し、1992年にはアムステルダム・バロック合唱団を併設しました。バッハの宗教曲やモーツァルトの交響曲の演奏・録音を通じて、オリジナル楽器演奏運動の中心的人物となりました。2000年には、学術的な作品であるバッハのカンタータと受難曲で、オランダのユトレヒト大学より名誉学位が授与されました。2003年には、多数の録音を残したエラート・レーベルを離れ、独自のレーベルを立ち上げて活動しています。