幼少期に映画『アマデウス』を観てミュージシャンになる決心をする…、しかもクラシックのミュージシャンに！
現在２３歳の天才ジョン・クロスビー率いるＶＡＳＴ。Ｕ２、デペッシュ・モードやザ・キュアーなどが好きだったジョンは、１３歳の時にインディー・レーベルにデモ・テープを送るなど本格的に音楽活動をスタート、音楽専門誌「Ｇｕｉｔａｒ Ｐｌａｙｅｒ」で“注目のギタリスト”と称賛される。また、この時期に学校も辞め自宅で学問に励みながら、音楽の知識や技術を身につけていく。

１６歳の時、パンクやスカがアメリカ音楽シーンに話題になっていたが、ジョンはエレクトリック・ミュージックに興味を持ち始め、今のＶＡＳＴの方向性が定まる。

数年後、ＶＡＳＴの音楽がローカル・ラジオ局でプレイされ、注目を集める中、エレクトラ・レコードと契約を結ぶ。

１９９８年、ジョン２１歳の時、メジャー・デビュー・アルバム『Visual Audio Sensory Theater（ヴィジュアル・オーディオ・センサリー・シアター）』をリリース。この作品はナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーと同じ様に、ジョン１人で制作され、当時、音楽評論家から高い評価を受ける。中でも、メタリカのドラマー、ラーズ・ウルリッヒは「長年の間に俺が聴いた最も素晴らしいデビュー・アルバムだ。様々なレベルで訴えかけてくるものがあるし、俺自身何度も繰り返して聴いているアルバムだ。」と称賛した。

１ｓｔアルバムのツアーにともない結成したバンドが現在のライン・アップの原形となる。

Ｊｏｎ Ｃｒｏｓｂｙ（Ｖｏ，Ｇ）
Ｓｔｅｖｅ Ｃｌａｒｋ（Ｄｓ）
Ｔｈｏｍａｓ Ｆｒｏｇｇａｔｔ（Ｂ）
Ｊｕｓｔｉｎ Ｃｏｔｔｅｒ（Ｇ）