ホロヴィッツが20代の終わりから30代のはじめにかけて制作した音源を中心にした初期録音集。 ヴラディーミル・ホロヴィッツ(1903-1989)は、1925年に西欧にデビュー、1928年にはアメリカにもデビューして成功を収め、RCAレーベルと契約を結んで録音を開始するものの、大恐慌の影響でアメリカでの録音をおこなうことが難しくなり、1930年からはHMV(旧EMI)がイギリスでのレコーディングをまかされるようになり、1936年まで継続的に録音がおこなわれました。1941年からはRCAへの録音が再開されています。 非常に古い音源ですが、セッション録音のため聴きやすいバランスにより、ホロヴィッツ若き日のシャープなピアニズムに接することができます。

2014.10.14 発売／2564.625135