Renaud Capuconルノー・カピュソン
Discography
DISTANT LIGHT- BACH / VASKS: Violin Concertos / 遠き光 ~バッハ&ヴァスクス:ヴァイオリン協奏曲集
DISTANT LIGHT- BACH / VASKS: Violin Concertos / 遠き光 ~バッハ&ヴァスクス:ヴァイオリン協奏曲集
2014.06.25 発売¥2,860(税込)/WPCS-12723
R.カピュソン初の “ひきぶり” 録音。
バッハとヴァスクス -時空を超えてここに邂逅する、時代を象徴する2人の作曲家の作品。
バッハとヴァスクス -時空を超えてここに邂逅する、時代を象徴する2人の作曲家の作品。
- ルノー・カピュソン初の協奏曲“ひきぶり”録音。J.S.バッハ作品から、カピュソンが初めて演奏した協奏曲でもある「イ短調 BWV1041」と「ホ長調BWV1042」を選び、そのバッハの時代から350年も離れた同時代作曲家ペーテリス・ヴァスクスの作品を収録。
- ペーテリス・ヴァスクスは1946年ラトヴィア生まれの同時代作曲家。バプティスト派の牧師を父に持ち、旧ソ連統治下のラトビアにおいて迫害の対象となり、ラトヴィア国内の音楽大学に進学することも出来ず、隣国リトアニアにて進学。作曲はほとんど独学で学んでいる。ここに収録されているヴァイオリン協奏曲「遠き光」は、ヴァスクスの代表作の1つ。故郷ラトヴィアの民族音楽の要素と自然現象を現代音楽の語法に取り入れるヴァスクス独特の要素にもつこの曲もまた、“夜空にまたたく星たちの印象”と語られている。ラトヴィア出身の同輩ギドン・クレーメルの依頼により、ラトヴィア、エストニア、リトアニア出身の優れた若手演奏家を集めクレーメルが主宰している“クレメラータ・ヴァルティカ”に献呈され、1997年、クレーメルとクレメラータ・ヴァルティカにより、ザルツブルク音楽祭で初演、同年、ラトヴィア・グランド・アワードを受賞している。
- 「オーケストラ指揮という体験を通して、自分自身の音楽全体に対する新しい姿勢を会得することが出来た」と語るカピュソンの新たな音楽の地平をうかがえる新録音。
M-1 ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042 第1楽章:アレグロ
M-2 ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042 第2楽章:アダージョ・エ・センプレ・ピアノ
M-3 ヴァイオリン協奏曲 第2番 ホ長調 BWV1042 第3楽章:アレグロ
M-4 ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041 第1楽章:アレグロ・モデラート
M-5 ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041 第2楽章:アンダンテ
M-6 ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041 第3楽章:アレグロ・アッサイ
M-7 遠き光 -ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲:アンダンテ
M-8 遠き光 -ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲:カデンツァ I
M-9 遠き光 -ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲:カンタービレ
M-10 遠き光 -ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲:モッソ
M-11 遠き光 -ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲:カデンツァ II
M-12 遠き光 -ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲:カンタービレ
M-13 遠き光 -ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲:カデンツァ III
M-14 遠き光 -ヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲:アンダンテ
演奏
ルノー・カピュソン(ヴァイオリン、指揮) / Reaud Capucon, violin & direction
ヨーロッパ室内管弦楽団 / Chamber Orchestra of Europe
セリーヌ・フリシュ(通奏低音)-バッハ / Celine Frisch, continuo(Bach)