2025年6月14日、カルロ・マリア・ジュリーニ没後20周年 オリジナル・マスターテープから最新リマスター音源による記念ボックス

6月14日は、カルロ・マリア・ジュリーニの逝去から20年の節目となります（これを記念して、2025年6月6日にワーナー全録音のリマスターCDボックスセットを発売されました）。この特別な機会を、彼の最高の旧EMI録音を集めた、44トラック／5時間12分収録の、長時間デジタル・ベスト・コレクションで追悼します。すべての音源は高解像度で新たにリマスタリングされています。

カルロ・マリア・ジュリーニ（指揮）ロンドン交響楽団との共演による、ベートーヴェンの最後の二つの交響曲の美しい演奏。ニュー・フィルハーモニア管弦楽団を指揮した《エグモント》序曲も収録されています。2025年リマスター音源使用  

天上の名演と称される1959年録音の「フィガロの結婚」の、2025年リマスター版が、デジタル配信

ジュリーニのドヴォルザークの深みと詩的な表現力。 民族色やエネルギーだけではなく、その音楽に潜む精神性や構造美を際立たせた名演。

多彩な響きと推進力に満ちたリズム感覚、近代フランス音楽を代表するドビュッシーの傑作の本質を見事に描き出した、巨匠ジュリーニの名演が、180ｇアナログLP盤として数量限定生産で発売  

全72トラック 約6時間20分収録 ストラヴィンスキー：「火の鳥」組曲（1919年版）、「ペトリューシュカ」、ヴェルディ：「椿姫」第1幕＆第3幕前奏曲、ドビュッシー：「海」、ブリテン：「ピーター・グライムズ」～4つの海の間奏曲、ファリャ：「恋は魔術師」、サン＝サーンス：チェロ協奏曲第1番（ロストロポーヴィチ）、ヴィヴァルディ：「春」、「秋」 他

全57トラック 約5時間20分収録 巨匠指揮者、ジュリーニが旧EMIレーベルに残した名録音の数々、 1958-1978年録音。

フランク生誕200年企画シリーズ 「交響曲」ジュリーニの初期の名録音でその神秘性を表現している。注目度は低いがフランクの傑作交響詩との組み合わせ、1957-1958年録音。

ベートーヴェン作品の収録に慎重に取り組んだジュリーニの録音集。交響曲第6番～第9番、荘厳ミサ曲、ミサ曲ハ短調、リヒター=ハーザー（ピアノ）とのピアノ協奏曲第3番を収録。1963-1975年録音。

ジュリーニの名盤の1つ「ドン・ジョヴァンニ」が、2016年リマスター音源を使用し、アナログLP盤で限定発売

完璧主義者カルロ・マリア・ジュリーニの理想はスコアを整ったアンサンブルで表現し、音楽的な真実を歌うこと。そうした彼の主張が明確に示された演奏がここに展開されています。第3楽章コーダを頂点として、内面的な深さと歌に溢れたブルックナーの交響曲第9番ニ短調(ノヴァーク版)を収録。演奏はシカゴ交響楽団。