イギリスの名指揮者バルビローリのブラームスの名盤 バルビローリのディスコグラフィの中でも別格の輝きを放っているのが、1966年から翌67年にかけて収録され、ウィーン・フィルとの唯一の録音となったこのブラームスの交響曲全集です。ほとんどみなワン・テイクで録られたともいわれており、音楽の流れを阻害せず小細工なしの情感に身を任せた、耽美的なまでに情感あふれる演奏は、いまだに多くの音楽ファンの心をつかむ名盤です 2020年オリジナル・マスターテープより24bit/192kHzリマスター音源  

バルビローリのディスコグラフィがバロック音楽に重きを置かれていないにしてもイタリアと英国の初期の音楽には親和性を持っていた。夫人であるロズウェルとしばしば演奏したオーボエ協奏曲集。1957年録音。 2020年、オリジナル・マスターテープより、24bit/192kHzリマスター音源

グリーグはバルビローリの心情にとりわけ密接な作品。彼のレジェンダリーな「ペール・ギュント」録音に光がさす前の時期に、『朝の気分』や『山の魔王の宮殿にて』を含む「組曲第1番」は何度も録音を残したがその最終版となった1957年録音。。オリジナル・マスターテープより2020年Studio Art & Son による24bit/192kHzリマスター音源

ウクライナ生まれのエルマンは録音の時代のおける初のヴァイオリン・ヒーローと考えられる。バルビローリとの共演によるバッハとチャイコフスキーの協奏曲演奏は、このヴァイオリンための珠玉的作品の第2次大戦前の時代のマイルストーンというべきもの。1929 & 1932年録音。オリジナル・マスターテープより2020年Studio Art & Son による24bit/192kHzリマスター音源  

オーストラリア出身のグレインジャーのトラディシナルな音楽の編曲集。1957年録音。

第2次大戦前、エセル・バートレットとレイ・ロバートソン夫妻はピアノ・デュオを結成し、世界中を楽旅し多くの作品献呈を受けた。その成功にもかかわらず、録音として残されたのはエセルの若き日の音楽仲間であったバルビローリとのバッハの協奏曲（本録音）など極めて限られている。さらに当時30代のスター・ピアニスト（後に女優）、イヴォンヌ・アルノーとの貴重な録音も収録。1932-1933年録音。

バルビローリが残したシューベルト作品は少ないが、この「ザ・グレート」には特別な愛着を感じていたようで、ハレ管よ2度の録音を行っており、その最初の1953年録音。 オリジナルのマスターテープからの、2020年、24bit/192kHzリマスター

バロック作品はバルビローリの中心レパートリーではないものの夫人のイヴリン・ロスウェルのオーボエを起用したど注目に値するヘンデル作品集。エリック・チャドウィクをソリストとしたヴァイオリン協奏曲集、オペラ「セルセ」（名曲ラルゴを含む）と「ロドリーゴ」からの組曲も収録。1958年録音。 オリジナルのマスターテープからの、2020年、24bit/192kHzリマスター

バルビローリのディスコグラフィのデジタル化。壮大なスケールのシュトラウスの名交響詩。1969年録音。 2020年オリジナル・マスターテープより、24bit/192kHzリマスター音源使用

バルビローリのディスコグラフィのデジタル化。バルビローリ最初期の78回転レコードのための録音、エルガー：序奏とアレグロの最初の録音とロッセとウォレスの珍しい作品。1929年録音。2020年オリジナル・マスターより、24bit/192kHzリマスター音源使用  

バルビローリのディスコグラフィのデジタル化シリーズ。バルビローリとしては比較的珍しいベルリオーズ作品。2度目の「幻想交響曲」録音と「ファウストの劫罰」からのオーケストラ作品のハイライト。1957 & 1959年録音。

1960年代後半に完成させたレジェンダリーなシベリウスの交響曲全曲より「第1番」と「ペレアス・・・」組曲との組み合わせで発売。1966 & 1967年録音。