L'arpeggiataラルペッジャータ
Discography
Cavalli: L’Amore innammorato / カヴァッリ:恋に恋して【輸入盤】
Cavalli: L’Amore innammorato / カヴァッリ:恋に恋して【輸入盤】
2015.10.23 発売/2564.616642
ヴェネツィアのオペラの中でも、魅力的で革新的な作曲家フランチェスコ・カヴァッリは、クラウディオ・モンテヴェルディの弟子でした。宮廷楽団の催事のために作曲されたモンテヴェルディの初期のオペラとは異なり、カヴァッリのオペラは、公設歌劇場のための小さなオーケストラ編成によって書かれています。また、美しい旋律のアリアを散りばめ、人気のあるパターンを台本に取り入れることによって、カヴァッリの歌劇は、劇的な効果や、流麗さなどによる美しい作品となっています。1642年に作曲されたこの歌劇「恋に恋して」は、歌詞は残っているものの、音楽が失われた状態で現存されています。クリスティーナ・プルハーの長年の経験と研究によって、この作品を新たに再構成し、復元を行いました。ハープ、リュート、テオルボ、リローネなどの通奏低音と、コルネットと弦楽による小さな編成によって、美しさが際立てられています。単なる当時の再製ということではなく、民族音楽っぽかったり、ジャズっぽかったり現代風アレンジも加えられているのも面白いところです。バッハ・コレギウム・ジャパンなどでもおなじみのソプラノ、ハナ・ブラシコヴァと、天使の声ともいわれるヌリア・リアルが歌っているのも見逃せません。
【収録曲】
フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):『恋に恋して』(プルハーによる再構築版)
【演奏】
ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ),
ヌリア・リアル(ソプラノ),
クリスティーナ・プルハー(テオルボ&指揮)
ラルぺッジャータ
【録音】2015年1月, パリ, Institut Culturel Roumain, Salle Byzantine,
フランチェスコ・カヴァッリ(1602-1676):『恋に恋して』(プルハーによる再構築版)
【演奏】
ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ),
ヌリア・リアル(ソプラノ),
クリスティーナ・プルハー(テオルボ&指揮)
ラルぺッジャータ
【録音】2015年1月, パリ, Institut Culturel Roumain, Salle Byzantine,