20世紀最高のディーヴァ、マリア・カラス稀代の名演として名高い1957年の『メディア』全曲盤

カラスの名オペラ録音のスタートでEMIレーベルとの共同関係の第1作となる記念碑的録音であり、ゴッビとディ・ステファノとの黄金のコンビによる果実の第1作。今なお「ルチア」の名録音として評価される1953年録音。 オリジナル・マスターテープより、2014年 96Hz / 24bitリマスター音源使用

オペラのライヴでは手掛けることのなかったカラスの血肉化されたミミの表現、情熱溢れるステファノのロドルフォ、若きモッフォのムゼッタの名唱も輝きを放っています。 1956年録音。オリジナル・マスターテープより、2014年 96Hz / 24bitリマスター音源使用

1955年、ルキノ・ヴィスコンティの制作・演出での「アミーナ」役はスカラ座公演で大成功を収め、カラスの得意なキャラクターとしての名声を確立させた。その2年後にヴォットー指揮で決定版と評価されたスタジオ・セッション録音、1957年収録。  

マリア・カラスが残したライヴ・ステージでの名アリアのコレクション。パリ、アムステルダム、ロンドン、サン・レモでのサージェント、プレートル、プリッチャード、レッシーニョをパートナー指揮者としての1961-1976年録音。 86トラック／約9時間収録

カラスの歌劇のライヴ公演には出演しなかったが、ステファノとの名コンビで「マノン・レスコー」のディスコグラフィ史上の傑作を残した。1957年録音。 オリジナル・アナログ音源より、2014年アビイ・ロード・スタジオでの 96Hz / 24bitでリマスター音源使用

ヴェルディ作品の中でも最も悲劇的キャラクターのレオノーラを表出したマリア・カラス、彼女が初めて取り組んだヴェルディ作品でもある。カラスのメンター、セラフィンの指揮は彼自身の演奏でも最も高評価を得ている「運命の力」、1954年録音。 オリジナル・マスターテープより、2014年 アビイロード・スタジオにて24bit/96kHzリマスター音源使用  

カラスの歌う愛のアリアによるスペシャル企画。『トスカ』や『ラ・ボエーム』での愛の二重唱、「ハバネラ～『カルメン』、「イゾルデの愛の死」、『ウェルテル』、『椿姫』、『フィガロの結婚』などから。

ソプラノの『ジルダ』のキャラクターはイタリア歌劇の中でも最も把握が難しいとされる難役。カラスは2度歌ったが最初は1952年のメキシコにおいて、そしてその3年後の本録音のみ。イタリア歌劇録音のスタンダードと評価される1955年録音。 オリジナル・マスターテープより、2014年 96Hz / 24bitリマスター音源使用

1960年録音のマリア・カラスの十八番といわれるノルマの全曲盤が、2014-2015年アビイ・ロード・スタジオによる24bit/96kリマスター音源使用し、180gアナログLP盤として数量限定生産  

カラスのディスコグラフィ・シリーズ 悲劇のヒロイン『ノルマ』をカラス以上に血肉化した歌手はないといわれるほどの代名詞ともいうべきカラスの歌唱。ステージでも多くの上演の臨んだカラスの一度目のセッション録音で、カラスのレジェンドとしての評価を形作った作品、1954年録音。オリジナル・マスターテープより、2014年リマスター音源使用

オペラ史上最も悲劇的なキャラクター、「ジョコンダ」はカラスこそが適役といえ、ポンキエッリ唯一の歌劇作品。ヴェルディのロマンティシズムとヴェリズモ・スタイルの中間的な位置を占める。カラス自身も適役として何度も上演し、録音も2回のこしており、第1回目にあたる1952年録音。2015年リマスター音源使用