ドビュッシー、メシアンなど近代フランス音楽の演奏で知られるピアニスト、ミシェル・ベロフ75歳！ 旧EMIのためアルバム全録音を収録した記念ボックス。未発表音源も収録！

こちらはロベルト・シューマンによる最も有名なピアノ作品集を集めたコレクションで、その多くが今回初めてデジタル配信されます。ミシェル・ベロフによる卓越した演奏で蘇るこれらの作品には、シューマンがピアノのために書いた変ホ長調の短い主題に基づき、ブラームスが作曲した変奏曲も収録されています（この主題はシューマンのヴァイオリン協奏曲第2楽章の旋律に非常に似ています）。 この変奏曲は連弾（ピアノ四手）のために書かれており、ベロフが特に得意とした形式です（彼はジャン＝フィリップ・コラールとの伝説的なデュオでも知られています）。今回はジャン＝ベルナール・ポミエとの共演で演奏されており、オリジナル・テープからの高音質リマスタリング（192kHz / 24bit）によって新たに生まれ変わりました。

1980年代半ば、キャリアの絶頂期にあったミシェル・ベロフは、音楽家にとって最も恐ろしい症状の一つである局所性ジストニアを発症し始めました。その結果、彼は左手のためのピアノ作品に専念せざるを得なくなり、最終的には数年間活動を休止しました。ステージからの一時的な引退直前に録音されたこのアルバムには、左手の訓練を目的としたソロ作品集と、有名な義手のピアニストであるパウル・ヴィトゲンシュタインに捧げられたプロコフィエフのピアノ協奏曲第4番が収録されています。収録時間 1時間35分  

ミシェル・ベロフが、Eratoレーベルに残した25年間の録音キャリアを網羅する、122トラック/約5時間におよぶコンピレーション

セルゲイ・プロコフィエフの芸術は、ミシェル・ベロフのキャリアにおいて極めて重要な役割を果たしました。幼少期から父の影響でプロコフィエフの音楽に親しんでいたベロフは、やがてその作品を舞台や録音で輝かしく演奏する名手の一人となり、クルト・マズア指揮による伝説的な協奏曲シリーズへと結実しました。

本アルバムは1978年に録音されたもので、若き日の作品《前奏曲集》や、戦後の前衛音楽家たちに大きな影響を与えた重要な作品《リズムの練習曲》を収録しています。このアルバムは、ミシェル・ベロフ録音全集一環として新たにリマスターされました。

ミシェル・ベロフは、25年以上にわたって旧EMIのために印象的な録音シリーズを制作しました。この音源は1978年録音の未発表のものだったもの。マスターテープには、若きミシェル・ベロフによる優れた、そして驚くほど成熟したベートーヴェンの演奏を記録したものであり、1969年録音のバッハの「フランス風序曲」とともに、輝かしいモザイクに新たな色彩を加えています。それは、コンサートホールだけでなく録音スタジオでも数々の芸術的成功を収めた輝かしいキャリアに、さらなる焦点を当てるものです。

プロコフィエフ没後70年（3月5日）記念発売 ベロフはロシア系の作品（ムソルグスキー、ストラヴィンスキー）を得意としたがプロコフィエフでも優れた演奏を録音に残している。マズア指揮のピアノ協奏曲全集と並んで高く評価されているピアノ・ソロ作品のコレクション、1969-1978年録音。

2023年1月27日、コラールの75歳記念発売 ドビュッシー作品の名手、ベロフとの共演による2台ピアノとピアノ連弾（4手）用作品集。「牧神の午後への前奏曲」の2台ピアノ版、2つの夜想曲（2台ピアノ版、ラヴェル編）も収録、1982 & 1994年録音。

バッハが鍵盤楽器と合奏のために作曲・編曲した協奏曲は、ソロ用が8曲、2台用が3曲、3台用が2曲、4台用が1曲の計14曲。 　これらの作品のまとまった録音として最も有名なのが、EMIによって1981年から1993年にかけて録音された4枚のアルバム。これらの録音では、独奏パートがピアノ、合奏パートがモダン楽器室内オーケストラという演奏スタイルが採用されており、適切に録音されたピアノによる演奏が、複数楽器のための作品では各声部を聴き取りやすくなるということを証明してもいました。 　このアルバムのソリストには、ミシェル・ベロフ、ジャン＝フィリップ・コラールを起用。全員、フランスを代表するピアニストとして有名な存在ですが、話題性だけでなく、音楽の美しさを十分に示したものとしても大きな魅力を持つ演奏に仕上がっています。  

ベロフをソリストとして共演した、マズア指揮によるリストの作品集。ピアノ協奏曲（2曲）、リストの同時代作曲家、ベルリオーズ、ヴェーバー、シューベルト、ベートーヴェン各作品のトランスクリプション、編曲作品など。1977-1979年録音。

サン=サーンス作品シリーズ 最も輝きに満ちた素晴らしいフランス人奏者たちによる演奏。弦楽器はフランス弦楽トリオ。1976-1977年録音