約3年振りとなる通算5枚目のスタジオ・アルバム「ザ・レジスタンス」を9月16日に発売するミューズ。 現在発売中のROCKIN'ON誌にスタジオ潜入インタビューが掲載されていますが、その記事の中でマシューは、今作にある種のコンセプトがあるとしたら、それはジョージ・オーウェルの小説『1984年』にインスパイアされた部分が大きいと語っています。『1984年』に登場する二人の主人公、ウィンストンとジュリアの極限状態におけるラヴ・ストーリー。アルバム前半は2人が決死の思いで革命や変革を求めている心境がモチーフになっていて、だんだん二人の恋愛関係もヒートアップしある種の緊張感を孕み、最後は、この地球上にいる限りどんなに足掻いてもこれ以上は無理だという結論に至り、本当の変革を望むなら、地球じゃない別の惑星、あるいは別世界に逃亡でもしない限り不可能だという。ハッピーエンドと呼べないラヴ・ストーリーが本作のテーマになっているのだそうです。アルバムからの先行シングル「アップライジング」は、今までのミューズ・サウンドからは異色のグラム・ロック調の曲ですが、この曲は前作に収録されている楽曲「ナイツ・オブ・サイドニア」のアウトロの発展系なのだそうです。スタジオでジャムっているうちにできた曲。このシングル「アップライジング」は8/12（水）よりi-Tunesにて販売開始。他DSP、着うた、着うたフルは8/19（水）より販売がスタートします！！