Museミューズ

News

壮絶、衝撃、圧巻の武道館ライヴ!!「世界最高のライヴ・アクト」ミューズが見せつけた王者のパフォーマンス

2010.1.21

イギリスの音楽専門誌「Qマガジン」が主催する「Qアウォード」で、昨年「ベスト・ライヴ・アクト・イン・ザ・ワールド・トゥデイ賞(現在活躍する世界最高のライヴ・アクト賞)」を受賞したミューズ。その称号を引っさげて07年のフジ・ロック出演以来の日本でのライヴを1/12に敢行。単独ツアーは07年3月以来。この時の東京は国際フォーラムと新木場スタジオ・コーストの計2公演という規模でしたが、今回は初めての日本武道館。チケットは即日完売!12日の東京は初雪が降る冷え込みとなりましたが、場内はまさに超満員の熱気!立見席も完売し、通常通路として確保されている2階最上部まで、ぎっしりと人。ステージが始まると武道館が小さく感じられるほどでした。ボーカル/ギターのマシューは黒いジャケットに水色のパンツ姿で登場、オープニングは最新作からの1stシングル「アップライジング」。いきなり飛ばしてくる!すごいスピード感!この曲から早くも「ベスト・ライヴ・アクト・イン・ザ・ワールド」の実力を思い知らせてくれます。3人の息のぴったり合った演奏は完璧を通り越して神がかり。「スーパーマッシヴ・ブラックホール」で見せたマシューのギター・ソロは圧巻。何度もあったクライマックスのなかでも特筆すべきは「ユナイテッド・ステイト・オブ・ユーラシア」。アルバムよりも明らかに手数の多いギターを弾きまくっていたマシューがそのギターを置き、純白のアップライトピアノの前に座り静かに紡ぎ出したイントロ。そしてダイナミックに展開する複雑な構成のこの曲を、パーフェクトに聴かせてくれた。そして武道館スペシャルはライヴでは滅多に演奏しないという「Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)」のカヴァー。この曲を日本でライヴ演奏するのは02年のフジ・ロック以来。そしてもう一つのサプライズはアンコールに再登場したドラムのドムのガチャピンの着ぐるみ。ガチャピンはティンパニーを演奏し、最新作に収録の壮大な組曲の一部、「エクソジェネシス(脱出創世記):交響曲第1部(序曲)」を披露してくれました。そしてライヴはいよいよフィナーレへ。「プラグ・イン・ベイビー」、「ナイツ・オブ・サイドニア」と鉄板の2曲で締めくくり幕を閉じたのでした。無敵のライヴを見せつけてミューズはBIG DAY OUTのヘッドライナーを務めるため、ニュージーランドはオークランドへと旅立っていきました。ミューズのおもしろ来日秘話は次週レポートしたいと思います!

WARNER MUSIC JAPAN SPECIALS