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“HAARP”-ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム-(DVD+CD) 4月9日発売

2008.3.4

2007年6月16日(土)、17日(日)の週末、MUSEはリニューアルされたウェンブリー・スタジアムで2回ものソールド・アウト公演を行った。この空前のショウは、後にその年最も決定的なライヴという認識を段々と集めていくようになった。MUSEはスタジアムの改装後、最初にライヴを行ったロック・バンドである。そして今、幸運にも150,000の観客の1人となれた人も、チケットを手にすることが出来なかった人も、ショウの模様をこの新しくリリースされるCDとDVDで堪能することが出来る。

この二日間のコンサートは、UKで今最も長く成功し続けているバンド、もしくは現在世界で最も素晴らしく、そして最も野心的なバンドの、生々しいパワーと抑え切れない野望を今一度見せ付けるものであった。彼らの長く連なる受賞歴に最近加わったのは、ヨーロッパ大陸最大の音楽賞であるEMAアウォードでのベストUK&アイシュッシュ・アクト賞、及びベスト・ヘッドライナー賞受賞である。この賞は、BRITアウォードでのベスト・ライヴ・アクト賞、NMEアウォード、ケラング!アウォード、ヴォーダフォン・アウォードそしてQアウォードらとともに、2007年彼らが受けた数多くの賞賛の内の一つである。

MUSEは自らのショウをかなり壮大なものへと昇華させた。彼らが2008年も引き続き、有力音楽賞を手にするのは間違いないだろう。ケラング!誌が、土曜日のショウをシンプルに「何たるライヴ、何たる夜、そして何たるバンドだ!」と評しながら、今目の当たりにしたばかりのパワーと創造力に息が止まりそうになっていたのは、別段驚くことではないだろう。ザ・ガーディアン紙は感動のあまり、「ペレが表現するところの”フットボールの神殿“へ挑戦できるのはMUSE以外に誰もいない」と滅多に出さない5点満点のレビュー内で評した。

“HAARP”のDVDは、6月17日(日)のショウを収めたもので、CDはスタジアム初日、16日(土)の模様を収めている。DVD、CD共に、2006年発売の世界的大ヒットアルバム「ブラック・ホールズ・アンド・リヴァレイションズ」からの曲を収録しており、その中にはショウを中断せざるを得ないほどに観客が大盛り上がりを見せる”Knights Of Cydonia”、”Starlight”、そして”Supermassive Black Hole”も入っている。また皆の予想通り、“HAARP”は”Plug In Baby”、”Time Is Running Out”、”Muscle Museum”、”Sunburn”、”New Born”などMUSE往年のヒット曲も数多く収録されている。

最新のアルバム「ブラック・ホールズ・アンド・リヴァレイションズ」でMUSEは、ヨーロッパだけでなく、それ以外の地域でも多大な成功を収めた数少ないUKのバンドという立場を、確固たるものとした。弛まなく続く賛辞の嵐に受賞歴、そして昨夏のロンドンはウェンブリー・スタジアムでのライヴに対する熱狂的な反響は、自身が持つパワーの頂点に立つバンドの姿を明らかにするものである。”HAARP”は、その成功と名声の広がりをドラマとスタイル(様式)、そしてアクションをもって捉えている。

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