全ロック・ファン必携!!　どころか某外資店頭では”全人類必見のライヴ映像”というキャプションがつけて売られているMUSEのライヴCD+DVD『ハープ』。 海外での発売から遅れること約１ヶ月、大変長らくお待たせしましたが、日本のロック・ファンは待っていてくれました。発売と同時にバック・オーダー炸裂！！連日４桁バック、洋楽デイリー・チャートも２日間連続３位をキープ中。約９０分間のライヴ映像、全編がハイライトなのですが、マット・ベラミー（Vo＆G)が一番気に入っている曲は、冒頭の「ナイツ・オブ・サイドニア」だそうです。とにかく、緊張しまくっていたという３人。初日のステージにあがる直前の１０分、自分達がどれほど緊張していたか、この先ずっと忘れることはないと言っています。頭の中が真っ白で、自分が無になった気たして、ライヴが始まってからも１０分間は、あまりの緊張とプレッシャーで、精神が体から抜け出してしまい、まるで、幽体離脱体験をしているみたいだったそうです。そんな状況で、もともと演奏が難しい曲「ナイツ・オブ・サイドニア」をオープニングにもってくること自体、勇気のいる決断だったそうですが、すごく緊張して始まったのに、途中からどんどんリラックスして演奏もライヴも楽しめるようになっていった、その変化の様子を象徴しているのがこの曲だから、すごく印象に残っている曲なのだそうです。グラストンやレディングのトリも務め、スタジアム・クラスのライヴも何度もやっている彼らなのに、ウェンブリー・スタジアムでの８万人の観衆というのは、やはり特別だったのでしょう。ミューズ自身も生涯のベスト・ライヴだというこのウェンブリー2daysの模様を収めた『ハープ』。まさに全人類必見かもしれません。