シューベルトの交響曲全曲と「ロザムンデ」からの抜粋音楽のムーティによるモダンは音楽。ムーティのエネルギーとウィーン・フィルのエレガンスの組み合わせによってシューベルト・ファン必聴の録音が完成した。1986-1993年録音。 34トラック、4時間53分収録

リッカルド・ムーティ80歳、デビュー50年記念、オペラを除く旧EMI録音全収録BOX

モーツァルト作品で高く評価されるムーティのコレクション。1980年代の「ダ・ポンテ・オペラ」（キャスリーン・バトル、マーガレット・プライス、サミュエル・レイミー、トーマス・アレンたちとの共演）や、ベルリン・フィルとの「レクイエム」、ムターと共演した「ヴァイオリン協奏曲」作品、交響曲作品などを収録、1976-1990年録音。 60トラック／５時間２９分収録

ムーティとウィーン・フィルは深い絆で繋がっている。「シューベルト：交響曲全集」の録音があり、恒例のニュー・イヤー・コンサートの指揮者として５回も招聘されている。ワルツ王の名曲を収録、1997、2000年のウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサート（ライヴ）からの選曲

フィラデルフィア管との交響曲全曲（第7番のみ旧録音のフィラデルフィア管との録音）、序曲集、リヒテルとの「ピアノ協奏曲第3番」など収録、1977-1988年録音。 収録時間：7時間11分

ムーティはフィレンツェのマッジョ・ムジカーレの音楽監督に就任してからの全音楽人生でイタリア・オペラに全精力を注いできている。多数に及ぶヴェルディ作品から、「アイーダ」「椿姫」「マクベス」などのカバリエやカレーラスとの名場面、さらにレクイエムでのパヴァロッティとの共演も収録、1973-1988年録音。

【配信専用セレクション／収録時間：6時間37分】　 ムーティのディスコグラフィでチャイコフスキーは特別の位置にある。全曲録音をフィルハーモニア管と行い、その数年後にはフィラデルフィア管と後期の3曲を再録している。さらにガヴリーロフとのピアノ協奏曲第1番、バレエ組曲、、セレナードまで収録、1975-1991年録音。  

クラウス、スコット、ブルゾンというベテラン歌手たちによる味わいのある歌と、ムーティのきわめてレンジの広い指揮が聴きもの。特にクラウスは素晴らしく、第2幕冒頭の8分間で示されたアルフレードの心理描写の巧みさはさすが。また、この部分では原典主義者ムーティらしさも光っており、カバレッタはカットをせずきちんと反復され、しかも最後の慣習的な張り上げもおこなわれないなどヴェルディの原意を尊重する態度が立派。続くスコットとブルゾンの20分に及ぶかけあいも聴きものです。両者ともに繊細かつ大胆な表現テクニックを駆使して、この場面での心理の変化を深い真実味をもってあらわしています。ムーティの指揮も濃やかで、適切に演奏されたヴェルディのオーケストレーションがいかに効果的なものかよく判らせてくれます。

2021年7月28日、指揮者ムーティの80歳誕生日。 フィラデルフィア管弦楽団との躍動感あふれる作品、1978年録音。 オリジナルマスターからの、2021年、24bit/192kHzリマスター音源使用

2021年7月28日、指揮者ムーティの80歳誕生日。 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団との「新世界より」がオリジナル・アートワークでデジタル化、1976年録音。

2021年7月28日、指揮者ムーティの80歳誕生日。 ムーティとウィーン・フィルとの録音で、ワーナー（旧EMI)・レーベルの全てを収録。シューベルトの交響曲全集を始め、いずれもウィーン・フィルが得意とする楽曲。80年代半ばからの両者の関係は良好で、ムーティは「ニュー・イヤー・コンサート」でも幾度も指揮しており、1997と2000年のライヴも収録。1986-2000年録音。

ムーティとフィラデルフィア管弦楽団との関係は70年代半ばの首席客演指揮者就任から1992年まで足かけ10年以上に亙る。ムーティの80歳を記念して、ベートーヴェン、ストラヴィンスキー、ラヴェル、レスピーギなど両者の素晴らしい代表的な成果をまとめたセレクション。1978-1993年録音。