台本だけが伝えられ、音楽は失われた「マルコ受難曲」。コープマンが転用と自らの作曲で復元した、緊密でドラマティックな受難作品。

1708年、ローマのルスポーリ候のポネルリ宮で、コレッリの指揮によって上演されたヘンデル若き日の、キリストの「地獄の征服」の事蹟を扱ったオラトリオ。コープマンの演奏は、劇的さと若々しい生命感にあふれたもの。

イギリス・バロックの大家パーセルの代表作のひとつ。コープマンの器楽的なアプローチによる鋭利な感覚、充実した歌唱陣を終結させた、斬新な解釈演奏。

色彩感、躍動感、推進力… 若きモーツァルトの魅力満載の演奏！

シュッツとバッハの間にあってカンタータ生成の大切な橋渡し役をしたのがブクステフーデ。ドイツ・バロックの伝統に則る見事な作品の数々を書き残しました。コープマンと選りすぐりのソリストによって、その魅力が明かされた演奏です。  

初演は、1682年にザルツブルク大聖堂とされている、53声部で構成される大曲。 速いテンポと高いピッチ、盛大な残響のなかを、透明感あふれる室内楽が縦横にこだまする。初演と同じくザルツブルク大聖堂にて収録された、記念碑ともいえる録音。

オリジナル楽器による「魔笛」(全曲)の初録音作(1982年録音)。 バロック歌手を起用し、当時の発声法、演奏法、演技、舞台装置などを復興させて演奏された貴重なライヴ盤。初CD化。

息子ジャン=バティスト・フォルクレがクラヴサン用に編曲した、ヴィオールの名手アントワーヌ・フォルクレによる作品集。 厚みを増した音域の幅を感じさせる荘厳な作品を、コープマンがあたかも魔術師のごとく、奔放に弾きまくる!

シャルパンティエの創作の中核をなす数多の宗教曲集の中でも、イタリアの影響が強いオラトリオは必聴の作品。 壮大な作品群を、コープマン&アムステルダム・バロック管が充実した演奏で聴かせる!

バロックの音楽言語を知り尽くしたコープマンによる、新鮮で瑞々しい平均律。

来日記念盤！ 大好評を頂いているコープマンのバッハ：オルガン全集から、大作の有名曲を中心に抜粋しました。

キリストの降誕と復活を祝って書かれた傑作をカップリング